どうも!管理人の免疫大魔王です。
先日のある休日のこと。
ボクは、奥さんに催促されてしぶしぶ庭の草むしりをやることになりました。
最初は、嫌々やっていたが、「あっ!草むしりは土壌菌に触れられる良い機会だ!」と思い直し、ボクは夢中で庭の草むしりに没頭しました。
近年の菌活ブームもあってか、最近は土壌菌のサプリまで発売されているのです。
今回は、庭の草むしりの様子や、草むしりや庭の作業によって土壌菌に触れることが具体的にどのような健康効果があるのか、お話していきます。
Contents
草むしりでの発見

庭などの草むしりをする際に大事なのは、必ず”素手”でやると言うことです。
手袋なんて履いていたら、せっかくの土壌菌に触れる機会をみすみす逃してしまうのです。
ただ、ずっと素手で草を抜いていますと手が痛くなってくるのですが、少々手が黒く土で汚れようが、傷が付こうが、ガマンの子で頑張るわけです。
草むしりで手が痛くなるのは普段やっていないからです。普段運動をせずに休日に家の中でゴロゴロしているお父さんが、たまに運動をするとあくる日に筋肉痛になるのと同じようなものです。
ボクもやっているうちに腰が痛くなってきたのですが、最初は義務感だった草ぬきも、菌活の一環だと思えば楽しくもなってくるというものですので現金なものですね。
決して義務感でやってはいけません。自分の為だと思ってやらないと有意義にはなりません。
もうちょっと頑張ってみます。
いろいろな雑草
しばらく抜いていると、クローバーを発見。
「あっ!これは抜かないで」って奥さんが言ってたな。
うちではモルモットを飼っているので、クローバーはそいつの大好物のエサになるのです。
うちのモルモットはクローバーが大好物です。

また、抜きにくい厄介な雑草もあります。
3月の春先だと大きな雑草はまだ生えていなくて、小さな雑草がほとんどですが、小さい雑草であっても小さい割に根がしっかり張っているので、抜きにくいのなんの・・・雑草の生命力には本当に感心させられます。

また、うちは芝生を植えているのですが、芝生のふりをした一見芝生と見分けがつきにくい雑草もあるのです。

芝生のふりをして生えている雑草は芝生のふりをすることで人間に見つかりにくいように生き抜いていくための工夫なのでしょうね。
本当に逞しいし、感心してしまいます。草ぬきで自己啓発できるなんて思わなかったです。
そんなに広い庭ではないので、3時間もすればほとんどの雑草は抜けてしまいました。
そろそろ終わりにするか・・・
奥さんからは「ありがとう」とお礼を言われました。
半分やらされとは言え、ボクにとっては大変有意義な時間となりました。
大事なのは、素手で土にふれることによって土壌菌に触れることです。土壌菌を体内に取り込むことで、腸内の有用菌を増やすことが可能なようです。
土壌菌の有用性とは!?

腸内環境の改善は外からの菌を体内に入れること
私たちの腸内には、約3万種、1000兆個の腸内細菌が棲んでいるとされています。
ただ、現代は清潔にしすぎて除菌や殺菌の影響もあり、昔と比べ、腸内細菌が減少している傾向にあるようです。
腸を元気にして、腸内環境を良くするには、外から菌を入れることが不可欠だと言います。腸内フローラを整えて腸を元気にするのに効果的なのが、「土壌菌」と言う土の中にいる菌なのです。
草むしりを単なる労働と義務感でやるのか、あるいは土壌菌に触れる良い機会だと意義を感じてやるのかでは、やるときの気分が全く違ってきます。
菌活の必要性を感じている方にとっては、草むしりを楽しんでやることが出来るのです。
アトピーなどのアレルギーにも有効に作用
もし、あなたが、アトピーなどのアレルギー疾患を持っておられるのなら、土の中の土壌菌に触れることをおすすめします。
実は、アトピーなどのアレルギーは先進国ならではの症状であり、発展途上国ではあまり見かけないのです。
原因は何でも、清潔にしすぎて、除菌をし、その結果、私たちの体に有用な菌まで取り除いてしまっているのです。

アトピーなどのアレルギーがある方こそ、家庭菜園を始めてみるとか、ボクのように毎週ごとに草むしりを積極的にやってみるとかでも良いでしょう。
★関連記事:腸の健康がアレルギー改善の秘訣!免疫力の高まる食事
腸内細菌の博士がすすめる土壌菌の摂取

土壌菌に触れることの大切さ
近年、日本では花粉症やアトピーや喘息などのアレルギーを持つ方が増加の一途をたどっています。
もともとひと昔前の日本には今ほどアレルギーなんて無かったといいます。
上記の”アトピーなどアレルギーにも有効に作用”の項目でお話しましたように、アトピーなどのアレルギー疾患は、開発途上国にはあまり見られない疾患です。
勿論、開発途上国には別の健康問題もあり、開発途上国にはコレラ菌やサルモネラ菌による食中毒もあり、衛生面では問題が多くあります。
最近では、南アフリカで約190人の死亡が明らかになった”リステリア菌”による食中毒が報道されています。リステリア菌も土壌菌の一つです。土壌菌が全て良い作用をするわけではないのですが、土壌菌に触れる機会が減ったことが日本人のアレルギーに大きく関係していることは事実でしょう。
戦後、日本の住環境はめまぐるしく変化し、大変衛生的になりました。
同時に、必要以上の除菌やきれい好きによってヒトの腸内の腸内細菌の数は減少していると言われています。必要以上にキレイ好きなのも却って逆効果なのです。
★関連記事:花粉症の予防や対策に効果的な乳酸菌はどれ?どの乳酸菌が良いか教えます
食生活も”飽食の時代”と言われますように、好きな物が好きな時に食べられるようになりました。
でも、私たちの食生活は本当に豊かになったのでしょうか?
食品添加物や合成保存料が添加されたファストフード、コンビニ弁当、またトランス脂肪酸が含まれるとされるスナック菓子やインスタント食品の普及によることで、腸内細菌が影響を受けているとされているのも日本におけるアレルギー疾患の増加に大きく関係していると言われています。

日本古来の和食を食べる機会が減ったことで、豊富な食物繊維や発酵食品を食べることが少なくなり、腸内細菌が減少したり弱ったりしていると言われているのです。
★関連記事:【腸内フローラの強い味方】発酵食品で腸内環境を改善!和食のすすめと栄養効果
病気に負けない強い体をつくるためには、腸内細菌を増やしたり強くすることは欠かせません。
腸内細菌のおかげで健康な腸をつくることができますし、健康な腸は健康で美しい丈夫な体を作ります。
腸の健康こそが、体の健康の大部分をつかさどると言っても過言ではないでしょう。
強い腸は、私たちが普段食べているものや、普段触れているものから作られます。
今回のお話の土壌菌も、普段から土壌菌に触れることで、腸内に土壌菌を取り込み、腸内細菌を増やすことが重要だと言われています。
実は、腸の健康のことを語ったらこの方の右に出るものはいないという、藤田紘一郎先生と言う方が専門家の先生がいらっしゃるのですが、この方が大変面白い方で、「腸」の健康のお話のほうで大活躍されています。
藤田先生は、健康の為にお腹の中で「サナダムシ」を飼っていたこともあることで有名です。
藤田先生の書かれた数多くの腸内細菌に関わる本の中でも、ボク免疫大魔王のおススメが当書籍になります。
藤田先生は、当書籍の中で土壌菌が腸の健康に与える影響をわかりやすく仰られています。
当書籍はボクも持っていて、既に読み終えていますが、腸内細菌の事が事細かに分かり易く書かれていて、すぐにでも実践したくなります。
「なるほど!」と理解と納得できる内容となっています。
最新! 腸内細菌を味方につける30の方法 – 健康・長寿・美容のカギは腸内フローラと腸内細菌! – (ワニブックスPLUS新書)
土壌菌サプリ「マメビオプラス」
藤田先生おすすめの、乳酸菌を含む腸内細菌(土壌菌)がバランスよく含まれた大豆発酵食品です。
大豆発酵食品を食べることで、腸内細菌を増やすことができます。
実際に飲まれているかたの口コミも大変好評のようですし、子供さんが飲んでも良いようです。
但し、飲んで効能が期待できるかどうかは、実際に飲んでみて判断して下さい。
他の人が飲んで効果があったかどうかはあくまでも参考であり、飲んだあなたが効果を実感出来れば良いでしょうし、効果を実感出来なければ飲むのをやめれば良いだけなのです。
まとめ

農業に従事していたりする方であればともかく、現代は土に触れる機会がめっきり少なくなっているかと思います。
首都圏に住まれている方はご自宅のお庭やベランダで行う家庭菜園で土に触れたり、芝生のある公園などで運動をすることによって土壌菌に触れることも可能です。
ボクの場合は、たまたま庭の草ぬきだったのですが、土の中の菌、土壌菌に触れて、腸内細菌を活性化させ増やすというのが大切になってきますので、皆さんの合うやり方で、是非菌活をやってみられてはいかがでしょうか。
あとがき
キレイ好きなのは決して悪いことではありません。
ボクも過剰なほどのキレイ好きで、かつては家の中じゅうを除菌しまくっていたことがあります。
見た目がきれいなのは良いことなのですが、あくまでも見た目が汚くない程度にしておいたほうがいいようです。
ボクも菌活を始めてからは、除菌スプレーも全く使わなくなりました。
どのようにすればお腹の中の腸内細菌がうまい具合に育ってくれるのか、また免疫力が高まって健康になれるのか考えながら菌活をされると良いでしょう。
確かに一理あるのですが、土壌菌は昔から致死的な結果をもたらすことも多かったようです。破傷風、ボツリヌスなどの他、戦地では、傷にわずかに土がついて、そこから壊死することも、多かったようです。自然が人間のためにあるのではない一例ですね。むしろ、自然は危険で甘く見てると命を落とすというのが基本ではないでしょうか。
仰るとおりですね。
傷のある時は作業はしないようにしています。