どうも!管理人の免疫大魔王です。
あなたは、最近気分に余裕がなく、イライラしていませんか?
また、あなたでなくても、あなたご自身のまわりに
「普通に注意をすればいいのに…」
「そんなに大きな声で怒鳴らなくても…」
という方を見かけませんか?
上司が部下を注意する場合、ついイライラして怒鳴ったりする上司もいます。
怒鳴られた人は当然ストレスを抱えますが、怒鳴った上司もスッキリするわけではなく、怒鳴ってしまった自分に振り回されて疲れてしまうものなのです。
イライラや怒りは良好な腸内環境を形成するのを阻害する天敵です。
でも、私たちは生きている限りは他人と関わったり、仕事をして生活を形成していかないといけないといけません。
ストレスのあまりイライラが募ってしまうこともあるかと思います。
仕事や人間関係で強いイライラや怒りを感じた場合、胃潰瘍などの病気にかかってしまうこともあります。
また、イライラや怒りは腸内環境も悪化させます。
なぜかと言うと、ストレスが自律神経を麻痺させてしまい、それが影響して、便秘や下痢になってしまい、それが原因で腸内環境が悪化してしまうのです。
また、乱れた食生活が腸内環境を悪化させ、イライラの原因になってしまっているとも言われています。
イライラが世の中をダメにするのです。
今回は、イライラの原因や解消方法についてお話してみることにします。
Contents
イライラや怒りの原因は腸内環境にあった

イライラでマウスも死んでしまう!
近年はストレス社会と言われています。
考えてみますと、世の中には実に様々なイライラがそこらへんじゅうにありますね。
仕事がうまくいかないイライラ
仕事が忙しすぎてイライラ
旦那の収入が低くてイライラ
他人の笑い声にイライラ
生理痛がひどくてイライラ
休日に家でゴロゴロする旦那にイライラ
接客でわがままな顧客にイライラ
旦那との会話にイライラ
など”イライラ”というキーワードで検索してみますと限りないほどのイライラがヒットするのです。特に”旦那”や”夫”との複合キーワードが多いように思います。
ボクを含め、多くの世の中のお父さんはイライラの原因になってしまっているようです。
また、世界中のイライラを一挙に集めてみたら、物凄いエネルギーになるのではないでしょうか。
また、我が国の近年の大抵の企業は、どの部署も人員不足で忙しい毎日です。
忙し過ぎて気持ちに余裕がなくなり、ついイライラとしてしまう様子を見かけることが多くなりました。他人ごとではありません。僕もついついイライラしてしまう時があるのです。

イライラや怒りで病気になったりするのは、決して大げさではないのです。
気分が怒っていたり、過剰なイライラを抱えていたりすると、体内の免疫細胞の働きが低下し、免疫力が下がると言われています。
実はある実験で、イライラした人の吐く吐息を、ある方法で液体化して、実験用のマウスに注射したところ、なんとマウスはすぐに死んでしまったのです。
イライラや怒りは周りの人に迷惑をかけるだけでなく、毒を発しているんですよね。本当に恐ろしいです!
イライラを抑える幸せホルモンのセロトニン 9割は腸内にある!
気持ちのコントロールをしたり、うつ病に大きく影響を与えると言われる※セロトニン。
最近よく聞くようになりましたが、セロトニンとはどのようなものなのでしょうか。
※セロトニンとは
脳内の神経伝達物質として働くセロトニンは、脳幹の縫線核で合成されます。
セロトニンはノルアドレナリンやドーパミンとともに、”三大神経伝達物質”とされています。
セロトニンの働きは、喜びや快楽をつかさどるドーパミンや、恐怖や興奮をつかさどるノルアドレナリンなどの働きをコントロールして気持ちを安定させる働きを持っています。
ただし、脳内にあるセロトニンはほんのわずかであり、9割は腸内に存在すると言われているのです。
セロトニンは、肉や卵の他、魚や大豆、乳製品に含まれる必須アミノ酸の「トリプトファン」を原料にして合成されます。合成される際に腸内細菌によって作られるビタミンを必要とするため、腸内細菌が正常に働くような健全な腸内環境が形成されてないとセロトニンをつくることができません。
腸内で腸内細菌がうまく機能するためには、腸内細菌のエサとなる食物繊維やオリゴ糖が欠かせません。しかし戦後の日本は戦前に比べて食物繊維の摂取量が大きく不足しています。
食物繊維の摂取量は戦後減少し続け、特に2000年以降は極端に減ってきています。
精神疾患と言われるうつ病もセロトニンが大きく関係していると言われます。
うつ病が急に増加しだしたのは、2000年頃からです。
増加の背景には腸内環境の悪化があると言われているのです。
イライラは免疫力を低下させる
実は、どんなに健康な人の体内であっても、毎日5000個のガン細胞が生まれていると言われています。
毎日5000個ものガン細胞が誕生しているにも関わらず、大抵の方がガンにならずに済んでいるのは、免疫細胞が元気に活動して、ガン細胞を撃退してくれているため健康に過ごすことができているのです。
でも、ストレスが過剰になると体の健康を守ってくれる免疫力が下がると言われているのです。
免疫力のもとになる免疫細胞はほとんどが腸に存在します。
腸にあるさまざまな免疫細胞の働きで、体の健康が守られているのです。
最前線で活躍するNK細胞
「免疫」という体を守るシステムは、数多くの免疫細胞によるチームプレイで成り立っています。その免疫細胞チームの中でも、最前線で活躍するのが「NK細胞」(ナチュラルキラー細胞)です。
NK細胞はインフルエンザなどのウィルスや、ガンなどによる細胞の悪性化等によって、体内に以上な細胞が発生した際に、すぐに攻撃・撃退する特攻隊長として働きます。
★関連記事:乳酸菌R1の高い健康効果!免疫力を高めるとされる機能性ヨーグルトの上手な摂り方
過剰なイライラは、免疫細胞の活動を低下させます。「短気は損気」とはよく言ったもので、自分自身の怒りやイライラが自分自身そのものを破壊する行為と言う事をよく理解することです。
逆に普段の食生活によってはイライラの原因になっていることがあるのです。
イライラの最大の原因は普段の食生活から!
ボクも周りでも、イライラしている人は普段食べているものでわかります。
ボクの近くで仕事をしているイライラさんの食べるお昼ご飯は、ほとんど毎日カップラーメンです。また、おやつに甘いものやスナック菓子を毎日食べています。
カップラーメンや甘いおやつはたまに食べる分には気分転換にもなりますし、体に支障をきたすことはほとんどありません。ただ、「毎日必ず欠かさず食べる」というように常食化してしまうとかなり危険です。
カップラーメンや甘いものやスナック菓子には、たいてい「トランス脂肪酸」という物質が含まれています。ファストフードなどに使われる油などもトランス脂肪酸が多いと言われています。

Photo by Towfiqu barbhuiya on Unsplash
トランス脂肪酸の摂りすぎは、腸内環境を悪化させイライラの原因をつくると言われています。
普段の食生活のあり方が健全な腸内環境を形成し、イライラしないゆったりと余裕のある心をつくってしまうのです。
★関連記事:甘いものやスナック菓子に依存するあなたの健康が心配!腸内は悪玉菌でいっぱい!
偉そうに他人の批判をしていますが、ボク自身も以前は常にイライラしていて、勤務先に限らず家庭内でも家族に対して辛く当たっていた時期がありました。
イライラしていた時期を思い起こすと、本当に父親としての自覚に薄く恥ずかしく情けない気持ちになります。
思えば、よくストレスを解消するために甘いものやスナック菓子を食べていたように思います。
当時の上司が常にイライラしていて、受けたストレスを解消するために自分が甘いものに走るわけです。でもイライラは解消されるはずがありません。
イライラを受けた周りの方や家族はいい迷惑だったことでしょう。
スナック菓子や甘いものを一切やめ、イライラが解消した今だから言えることなのですが。
腸内環境を整え、イライラを解消する和食のすすめ

腸は最大の免疫器官
私たちの健康をつかさどる免疫細胞は、実は6~7割が腸に集まっています。
「腸は最大の免疫器官」と言われる理由は腸に集中する免疫細胞の数にあります。
NK細胞を始めとする免疫細胞に元気に活動してもらい、健康に過ごすためには、普段から腸内環境を整える必要があります。
腸内環境を整えるための一番有効な方法は食生活を健全にすることです。
要するに腸が喜ぶような食事をすれば良いのです。
では、腸が喜ぶ食事とはどのようなものを指すのでしょうか。
和食には発酵食品が豊富
腸内環境を整えるには、食生活を始めとする生活環境を整える必要があります。
腸内環境を整えるには、乳酸菌が大変有効だとされています。
乳酸菌と言いますと、ヨーグルトをイメージする方が多いですが、注目したいのは、日本に古くからある発酵食品です。発酵食品には良質な乳酸菌が豊富に含まれています。
★関連記事:【腸内フローラの強い味方】発酵食品で腸内環境を改善!和食のすすめと栄養効果
発酵食品のなかでも、特におすすめしたのが味噌です。
「味噌汁は食べる点滴」と言われるほど味噌には腸を元気にする栄養素が多く含まれています。
味噌を普段の食事に取り入れることで、健全な腸内フローラを形成することができ、こころにゆとりを与えてくれます。
★味噌汁は食べる点滴!味噌の乳酸菌パワーで美しく健康生活
良好な腸内環境が、怒りを鎮め、ちょっとしたことでもイライラせずに落ち着いていられるのです。
イライラしないことが先か、イライラしないような食生活を送るのが先かはわかりませんが、両方とも必要だと考えられます。
あとがき
いかがでしたでしょうか?
今回はボクの過去の過ち、失敗をカミングアウトもしましたが、この性格のせいで随分と損をしてきましたし、自分に近い周りの人に迷惑もかけてしまいました。本当に反省してもしきれないぐらいです。
イライラや怒りは周りを不幸にしてしまいますし、自分自身を心身ともに破壊する行為です。
健全な食生活を送り、本当に多少のことでは動じない強いハートを持ちたいものです。
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