どうも!管理人の免疫大魔王です。
電車内で立っていると、だんだんと目がチカチカしてきて、その場に座り込んでしまったことはありませんか?
ボクも、女性が座り込むことを目にしたことが何回もあります。
実は、電車内で座り込むような状態は、「脳貧血」と言って、普通の貧血とは原因がまた違ってくるのです。
脳貧血が、一体どのような原因のどのような貧血で、改善策は何なのかについてお話していこうかと思います。「また貧血ネタか!」とおっしゃらずに、ためになるかと思いますので、聞いてみて下さい。
Contents
普通の貧血とは違う脳貧血の原因

脳貧血の症状
まず、具体的に脳貧血の症状としましては、
めまい
立ちくらみ
顔面蒼白
冷や汗をかく
手足が冷たくなる
失神
寒気がする
頭痛
吐き気
などの症状が多いです。


目の前がだんだん暗くなる感じなのね。
「ヤバい!」と思って近くの駅で降りてベンチに座ってたらなんとか持ち直したんですが…。
脳貧血の原因は鉄分不足ではない!
長い時間に立っているときに、まるで昔、深夜放送のテレビの放送終了のときのように目がチカチカした経験はありませんか?
目がチカチカする貧血は「脳貧血」と言いまして、鉄欠乏症による貧血とは違います。
実は、寝ている状態から立ち上がったり、長い間座っていて急に立ち上がると血圧が急激に低下してしまい脳に行くはずの血液が不足してしまい、酸欠状態になることにより、ふらつきや、物が二重に見えたり、視野が狭くなったり、足がしびれるなどの症状があります。
今思えば昔、小学校の時分に朝礼で校長先生の長話を聞いている時や、運動会の練習で長い時間運動場に立たされているときには、必ずと言っていいほど何人かの子が倒れていたのも脳貧血だったのではないでしょうか。
今回とは別の記事で通常の貧血のことを書いているのですが、通常の貧血と言えば、ほとんどの場合が「鉄欠乏症貧血」のことを意味します。
しかし、鉄欠乏症貧血と今回の脳貧血とは、原因が違ってくるのです。
実は、便秘が脳貧血の原因の一つだと言われているのです。
なぜ?便秘で貧血が起こるのか?
便秘が貧血の原因になるなんて・・・。
と不思議に思われるのも無理はありません。貧血と言えば一般的には鉄分が不足したりするところが原因というものです。なぜ、便秘がと思いますよね。
現代のようなストレス社会の影響で、不規則な生活や食事などが原因で、特に女性の方に便秘でお悩みの方が多いのですが、便秘はお腹が痛い、苦しい、ガスが溜まると言うだけでなく、肌荒れの原因になったり、食欲不振や眠れないなど様々な体の不具合を引き起こす原因になります。
そして、長い間便秘をして、通勤中の電車でつり革につかまっていると、何だか息苦しくなってきて、だんだん目の前が暗くなってきてその場に座り込んでしまったとか、倒れてしまったという女性の方が少なくありません。
では、便秘が引き起こす貧血とはいったい何なのでしょうか?
貧血と脳貧血の違いとは!?
一般的に言われる貧血とは、血液中の赤血球やヘモグロビンが通常値よりも少ないことを指して言います。
赤血球やヘモグロビンは、酸素濃度の高い肺で酸素を結合し、全身に届ける働きをしますが、赤血球やヘモグロビンが少ないと、貧血症を引き起こしてしまうのです。
ヘモグロビンの減少が、一般的に言われる貧血の原因です。
ところが、貧血にはこの一般的な貧血とは原因が全く違のが「脳貧血」というものなのです。
脳貧血とは、脳への血液の供給が一時的に減少する状態ことを言います。
脳貧血が起こると、立ちくらみやめまい、頭痛などの症状に見舞われます。血液検査とはほとんど関係ないところで起こる現象です。

今、思い起こすと、ボク免疫大魔王が以前の勤務先での営業成績が悪いときに、上司から叱責された時に、ちょうどお腹の調子が悪く、倒れたものこのような現象だったと思います。
倒れた時以降もたびたび、便秘ではありませんが、お腹の調子が良くないときに同じような現象に何度かなったことがあります。お腹の調子が悪いが悪い時に脳貧血が起こりやすいのです。
便秘が原因の貧血は「脳貧血」
女性の場合は特に、便秘が原因で脳貧血になったしまうことが多いのです。
世の中には、便秘でお悩みの女性が多く、それは軽い症状の方から、1~2週間出ないのはしょっちゅうだという強者までいろいろですが、慢性化してしまいますと、腸内環境は極めて悪いものになります。
腸内が悪玉菌優位になり、有害物質やガスを発生させます。
腸内環境の悪化は自律神経の乱れに繋がってしまうのです。自律神経の乱れは血管迷走神経反射という血圧や心拍数が下がり、脳に行く血液循環量を確保できないために、失神やめまいなどが起こるのです。


お腹の調子が悪い時に貧血気味になるのは、私だけじゃなかったのね!

便秘を改善することで、脳貧血の症状も出なくなるのではないでしょうか。
脳貧血の症状は、朝礼などで長時間立っていることを強いられたり、暑い中での激しい運動や、恐怖感や情緒不安定、激しい痛みなどで誘発されるようです。
便秘でずっと出なくて、何とか出そうとトイレでいきんでしまうあまり、脳貧血を起こすこともあるので注意が必要です。
脳貧血の改善方法いろいろ

便秘の予防が脳貧血を防ぐ
「たかが便秘」と侮ることなかれ!などであります。
便秘はそれが原因で、様々な不具合を引き起こします。今回のテーマの脳貧血もそうです。
脳貧血を引き起こさないためにも、腸内環境を改善して便秘を予防しましょう。
発酵食品や食物繊維をたくさん摂る
腸内環境の改善に欠かせないのが、発酵食品と食物繊維です。
ヨーグルトでも良いのですが、日本で古くから食べられてきた伝統の発酵食品のほうが、馴染みがよく効果があるかと思います。どのようなものかと言いますと、
●味噌や醤油などの大豆を発酵させたもの
●キムチや糠漬けのような漬物類
●淡色野菜などに含まれる不溶性食物繊維や海藻類に豊富な水溶性食物繊維など
★関連記事:日本伝統の発酵食品の一覧
海藻類を積極的に普段の食事に摂りいれることにより、腸内のビフィズス菌などの善玉菌を増やし、腸内を活性化させることが出来ます。また、腸の蠕動運動を促進し、便通を促すことで、便秘を予防してくれます。

決して、ファーストフードやコンビニ弁当ばかりの食生活になってはいけません。普段の食生活が改善されないと、ますます便秘が悪化することになるでしょう。
まずは、食生活の改善から始めてみて下さい。
ウォーキングなどの軽い運動をする
ウォーキングのようなゆっくりした運動は、深い呼吸を行うことが出来、副交感神経が刺激されて、リラックスすることができます。
実は、ウォーキングのような運動で腹式呼吸をすることは、
腸内環境の改善に大きく影響するのです。
リラックスした状態で自分の好きなコースを散歩気分でウォーキングすることによって、腸に良い影響を与えることが出来ます。
決して、ミッションのような強制的に行うのではなく、日頃頑張っている自分にご褒美を与える感じでゆったりとした気分で行ってみて下さい。
★関連記事:便秘のセルフケア:便秘のセルフケア|排便力を付けるのに有効な補助療法|ウォーキング
ビフィズス菌を摂る
便秘を改善して脳貧血を解消するには、上記でお話しましたように発酵食品や食物繊維をしっかり摂ることで食生活を見直すのと、適度な運動が基本ですが、どうしても普段の食事で不足する部分を乳酸菌サプリメントで補うのも一つの方法です。
特に便秘の方の腸内はビフィズス菌などの善玉菌が不足していたりして、悪玉菌優位の腸内になってしまっているのも少なくありません。
普段の食事と同時に、ビフィズス菌サプリメントを摂ってみるのも良い方法でしょう。
★ビフィズス菌のサプリメントの口コミ人気はコレ!

皆さんも良い菌活・腸活でお腹を元気にして脳貧血を克服しましょう!

腸を元気にして快適に過ごして下さい!
あとがき

電車内で貧血で倒れる女性は少なくないようで、ボクも何度も見て来ました。それを見るたびに、「女性って大変だなあ」と思うのと同時に、昔若い頃、前の会社での成績チェックで倒れたのを思い出して恥ずかしくなります。
でも、今、腸に関係する情報発信をするようになってからは、「貧血で倒れた時ボクはお腹の調子が悪かったんだなあ」と言う事がようやく理解できました。
ですので、便秘が原因の脳貧血の事と改善策を一人でも多くの方に知っておいてほしいと思いました。
実際に電車内で倒れる女性を見かけるのが多いのも梅雨時に集中しているのではないでしょうか。