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腸内細菌の活躍がうつ病を治す!改善の鍵は腸での産生物質セロトニンだった!

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どうも!管理人の免疫大魔王です。

あなたは、心が疲れていませんか?

厚生労働省による2011年の調査によりますと、日本国内で精神疾患により医療機関にかかっている患者数は近年増加しており、320万人だったそうです。

その内訳としては、うつ病、統合失調症、不安障害、認知症となっており、中でもうつ病や認知症は特に増加しているようです。

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ただ、近年の腸内の研究が進み、うつ病などの精神疾患には、腸内環境が深い関りがあることが判ってきています。今回は、そのうつ病に対してどのように注内環境の関りがあるのか?また、うつ病の具体的な改善策は何なのかについてお話していきます。

うつ病の原因や改善方法

うつ病とはどのようなもの?

「憂鬱(ゆううつ)で気分が落ち込んでいる」と表現される状態のことを、「躁鬱(そううつ)状態」と言い、精神医学上では、躁鬱状態といった用語を用いてよばれています。

躁鬱状態が重症である場合、うつ病と呼ばれています。

 

厚生労働省によりますと、うつ病と一言で言っても、うつ病にはさまざまな原因があり、外因性あるいは身体因性、内因性、心因性また、性格環境因性とわけて考える必要があります。

 

身体因性うつ病と言いますのは、アルツハイマー型認知症のような脳の病気や、甲状腺機能低下症のような体の病気のほか、副腎皮質ステロイドのような薬剤がうつ病の原因となっている場合もあります。

 

当サイトの当記事でお話するのは、内因性のものに限ってお話をさせて頂いております。

 

日本のうつ病の患者数

2017年の世界保健デーのテーマは「うつ病」でした。
WHO(世界保健機構)によりますと、世界におけるうつ病患者数は3憶人を上回り、うつ病から年間約80万人もの人々が自殺しているとされています。

決して放置してはおけない深刻な事態となってきています。

中でも近年の日本でのうつ病患者数は増加の傾向にあります。

日本におけるうつ病患者数の推移

患者数(万人)
1996
43.3
1999
44.1
2002
71.1
2005
92.4
2008
104.1
2014
112.0

引用先:厚生労働省 こころの健康や病気、支援やサービスに関するウェブサイト http://www.mhlw.go.jp/kokoro/speciality/detail_depressive.html

 

上の表は厚生労働省の資料による近年の日本におけるうつ病患者数の推移を表したものですが、
1996年から1999年の推移は、ほぼ横這いなのに対して、2002年で急激に増加し、以後、年を
追うごとに増加し続けています。

 

うつ病の原因・要因

うつ病の要因は個人によってさまざまではありますが、健康問題、家族問題、経済的な問題、雇用・労働問題などが背景にあるとされ、これといった特定はできません。

これと言った特定ができていないので、うかつなことは言えませんが、当記事ではストレスを要因とした場合に限ってお話させていただいています。

なぜなら、ストレスによって、一番影響を受けるのは腸内環境です。
ストレスによる腸内環境の影響については後で詳しくお話させて頂きますが、ストレスをうつ病の要因とした場合には腸のセルフケアによって改善の余地があるからなのです。

ボクの職場でもうつ病の方がおられ、やむなく長期にわたって休養されたり、部署替えをされたりしていました。

今現在は、復職して元気に頑張っておられていますので、本当によかったなあと思うのですが、ストレス社会と言われる昨今で、決して他人事ではなく、自分にもふりかかってくる問題なのです。

昨今では、長時間労働からのストレスで自殺してしまった大手広告代理店の社員の方の事件は大きな社会問題となりました。

 

ストレスというのは本当に厄介なものであり、一社会人である以上、ストレスと無縁と言う訳にはいきません。

 

実は、今回のテーマである、うつ病の改善の鍵を握ると言われている「セロトニン」という物質が腸内で産生されていることが解っているのです。

セロトニンは、健康な腸でないと産生できません。
つまり、うつ病のセルフケアは、腸を健康にすることが有効だと言われているのです!

 

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うつ病との深い関係は別名”幸せホルモン”と呼ばれるセロトニンにあった!

腸内に90%も分布するセロトニン

私たちの精神や心の状態を左右すると言われる「セロトニン」という物質を知っていますか?

セロトニンは腸管で産生される神経伝達物質です。

セロトニンが不足すると不安になったり、精神的に不安定になるとされています。もちろん腸内で産生される物質ですので、腸内環境の悪化により、セロトニンの産生が滞ってしまい、精神的に不安を覚えたりすると言われています。

 

3大神経伝達物質

セロトニンですが、「ドーパミン」「ノルアドレナリン」の3つで3大神経伝達物質と呼ばれています。

仕事がうまくいったり、スポーツの大会で大活躍して、誰かに褒められたり、注目されたりすることで脳内にはドーパミンという物質が分泌されているようなのです。それが分泌されることによって快楽を感じるのです。

 

 

逆に、過剰な緊張や恐怖を感じることによって、分泌されるのが「ノルアドレナリン」です。

ノルアドレナリンは、人だけでなく他の哺乳類にも存在する物質であり、それが分泌されることによって、脈拍や心拍数が上昇することにより、体が興奮状態になり、集中力や意欲が高められるといいます。

動物であれば外敵が現れ、危険を感じた時に警戒感を強めるような時に分泌されるようです。

 

 

人間も同じで、強い恐怖を感じたり、驚いた時に分泌され、交感神経を高めて覚醒させ、ストレスと闘えるよう覚醒させる働きのことを言います。

 

癒し効果やリラックス効果を持つセロトニン

ドーパミンやノルアドレナリンと違い、心をリラックスさせ、癒しの効果をもたらしてくれるのがセロトニンです。セロトニンは攻撃的になるのを抑え、精神的な安らぎや落ち着きをもたらしてくれると言われています。

リラックス効果を持つとされるセロトニンが分泌されにくくなり、不足してしまいますと、攻撃的になったり、心が落ち込んで、うつ状態になると言われています。

実際にうつ病などの精神疾患を持つ方はこのセロトニンが不足している状態であることが分かっています。

では、心を癒し、リラックスさせ、幸せな気分にしてくれるという無くてはならない物質のセロトニンをうまく分泌するためにはどのようにすれば良いのでしょうか?

 

腸内環境の改善がセロトニンの分泌を促す!

腸で生産されるセロトニン

3大神経伝達物質の1つであるセロトニンは、腸内で生産されます。

セロトニンは、必須アミノ酸の一つと言われる「トリプトファン」というものを原料にして生産されます。トリプトファンは体内で合成することが出来ないため、牛や豚、鶏のレバーや、マグロやかつおなどの魚介類、大豆や豆腐などの豆類や乳製品などから摂ることができます。

 

上の食材をご覧になってお分かりかと思いますが、食物に含まれるタンパク質が腸内で消化・分解されてできるのがトリプトファンです。但し、このような消化・分解作用がうまくできるかは、腸内環境の良し悪しに大きく関係しているのです。

 

善玉菌優位の腸内になる食事を摂ろう!

私たちの腸内に約3万種、1000兆個棲んでいるとされる腸内細菌。

腸内細菌は大きく分けて「善玉菌」「悪玉菌」そして勢力の有利なほうに加勢する性質の「日和見菌」に分かれます。善玉菌に元気が無いと、悪玉菌が優位になり、悪玉菌に日和見菌が加勢するため、腸内環境は悪化します。

したの円グラフを見て頂くとわかりますが、
健全な腸内細菌の数の割合は
善玉菌:悪玉菌:日和見菌=2:1:7と言われています。

悪玉菌優勢の腸内環境とならないように、善玉菌を元気にするような食生活を普段からしていることが大切です。

 

発酵食品を摂る

特に善玉菌を元気にして腸内環境を健全に保つための食べ物とは、日本で昔から食べられてきた味噌や醤油などの麹によって作られたものや、ぬか漬けや古漬けなどの強い植物性乳酸菌のチカラによってできた発酵食品です。

発酵食品には、腸内の善玉菌を増やして元気にしてくれるとされる乳酸菌が豊富に含まれています。発酵食品を普段の食事に積極的に摂り入れてみてはいかがでしょうか。

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食物繊維を摂る

また、もともと日本人は野菜を中心とした食物繊維豊富な食事を多く摂っていました。

終戦後、食生活の欧米化によって、本来日本人が多く摂っていたはずの食物繊維がだんだんと減少してしまい、腸内環境の悪化により、便秘の増加や、高血圧、糖尿病などの生活習慣病が増加しています。

うつ病の増加も決して例外ではなく、食生活の変化によるものが原因の一つと言われています。

食物繊維を普段から多く摂るようにしてみるのも腸内環境の改善には有効です。

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発酵食品や食物繊維を積極的に摂ることで、腸内細菌を元気にし、腸内を活性化させ、うつ病の改善に欠かすことのできないと言われるセロトニンをスムーズに産生することができるのです。

 

上で申し上げたように、決して全てのうつ病に有効とは言えないですが、セロトニンがうまく産生されるためには、腸内環境の改善が大きなカギを握っているのは間違いないようなのです。

是非、腸を元気にして、体も心も元気になりましょう!

 

あとがき

ボクの勤務先にもうつ病の方がいらっしゃって今はすっかり改善されて、勤務する部署は変わったのですが、元気に仕事をされています。

職場に復帰されるまでの事を考えるとご本人もご家族も本当に大変だったことと思います。

 

もし、当サイトを見てくれているあなたの周りやお知り合いにうつ病で苦しんでられる方がいらっしゃったら、腸内環境の改善が効果的なことを教えてあげて欲しいのです。

結果はわかりませんが、改善する可能性は大いにあるかと思います。

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