どうも!管理人の免疫大魔王です。
皆さん、お腹の調子はいかがでしょうか。
「最近、風邪を引きやすくなったなあ」
「前に比べて、疲れやすくなった気がする」
「見た目がかなり老け込んできた気がする」
などなど、お体のお悩みは尽きないもの。
年齢を重ねると、若い頃のように無理が効かなくなってきます。
お腹の調子を整えて、腸内環境を改善し、腸を元気にすることで、
年を取らないぐらい若返ることができたら、どんなに嬉しいでしょう!
実は、腸を元気にしてくれて、免疫力を高め、病気になりにくい体にしてくれるビフィズス菌があるんです!
今回は、腸を元気にしてくれて、若返りが期待できる「ビフィズス菌LKM512株」の効果・効能についてお話していきます。
Contents
ビフィズス菌LKM512株の効果・効能

ポリアミンを増やし、免疫バランスを調整
ビフィズス菌LKM512株の正式名称は、ビフィドバクテリウム属アニマリス亜種ラクティス種LKM512株と呼ばれます。
1997年に発酵乳から発見されたビフィズス菌の一種です。
LKM512は胃酸や胆汁などの消化液の影響を受けずに、生きて腸まで届き、
腸内で増殖するといった特徴があります。
メーカーである協同乳業の研究によりますと、大腸で増えたビフィズス菌LKM512株は、腸内で※ポリアミンを増やす働きがあります。
※ポリアミン
ポリアミンとは、第一級アミノ基が3つ以上結合したアミノ酸の一種であり、ウィルスから人まで、あらゆる生体中に含まれ、細胞分裂や蛋白合成などの活動に深く関与している成長因子の事です。
ポリアミンは母乳にも含まれ、赤ちゃんが生まれて10日~2週間後に最も多くなります。ポリアミンが、胃や腸などの消化器の成熟化などにより、赤ちゃんの成長促進に関与していると考えられ、赤ちゃん用の粉ミルクに添加する例もあるようです。
また、動脈硬化などの様々な疾患に対する抑制効果が期待されている物質です。
ポリアミンの作用により、腸管のバリア機能を高めることができ、結果、消化過程のタンパク質や微生物が体内に侵入するのがガードされるため、炎症やアレルギーの発症が減少すると言われています。
DNAの修復によるガンの予防
私たちが食べるものには、体に良い効果を与えるものばかりではなく、中には有害なものも含まれます。
腸内にはその食べたものや微生物に由来する有機物質や微生物が作り出すとされる有害物質がたくさん存在しています。
腸内の物質が高分子生体物質である「DNA」を損傷することが分かっています。
DNAを損傷することが、ガンの発症のキッカケとなるのですが、先ほどご説明しましたポリアミンには、その損傷を受けたDNAを修復する働きがあると言うのです。
また、腸内で継続的に生み出されるポリアミンは、腸管から吸収されて全身の細胞へと運ばれますので、全身にある免疫細胞に作用すると言われています。実験でも全身の免疫細胞の働きが改善されたことが分かっています。
腸内細菌がポリアミンを作る
あるマウスを使った実験によりますと、腸内細菌のいないマウス(無菌マウス)と通常のマウスの大腸のポリアミンの濃度を調べてみたところ、通常のマウスのほうのポリアミン濃度が圧倒的に高いことが分かっています。
腸内細菌の中には、ポリアミンを自ら作る作用のあるものもいれば、環境中のポリアミンを吸収する菌種もいます。
いずれにせよポリアミンの濃度は、それら腸内細菌の数や環境の良し悪しに左右されます。

ビフィズス菌LKM512株は、腸内環境を整えて、変動した菌種構成によりポリアミンの濃度を高くする作用があります。
大腸のバリア機能を維持
花粉症やアトピーなどのアレルギー症状の人で多いのが、大腸のバリア機能が損なわれていることです。
大腸のバリア機能が損なわれていることで、食べ物を含む体内の有害物質が腸壁から体内に侵入し、それがアレルギー症状を引き起こすとされています。
大腸のバリア機能の良し悪しは、アレルギー症状だけでなく、ガンや糖尿病や心疾患などの生活習慣病と言われて久しいものや、メタボリックシンドロームなどの症状にも関係します。

マウスを用いた実験で、マウスを3つのグループに分け、ビフィズス菌LKM512株、スペルミン(ポリアミンの一種で最も活性が高いとされるもの)、生理食塩水を週に3回づつ経口投与した実験を行いました。
実験の結果、ビフィズス菌LKM512株を与えたグループの生存率が最も高かったのです。
スペルミンを与えたグループは生存率が50パーセント、生理食塩水を与えたグループは生存率が20%でした。
また、生理食塩水を与えたグループには、皮膚に腫瘍や潰瘍が発生するマウスが多かったのに対し、ビフィズス菌LKM512株を与えたグループにはほとんど腫瘍や潰瘍などの症状は発生せず、毛並みもツヤツヤで元気だったのです。
ポリアミンそのものを与えたグループにも生存率の改善がみられたようですが、注目すべきところは、ポリアミンを直接摂取させるよりも、ビフィズス菌LKM512株の摂取によって、腸内でポリアミンを産生させたほうが効果的だということでしょう。
ビフィズス菌LKM512株が腸内で継続的にポリアミンを生成することにより、大腸のバリア機能が維持されたことを表しているとされています。
整腸作用があり、便秘を改善
桁違いの生存数で腸まで届き、腸内環境を改善して、整腸作用が高いです。
腸内を弱酸性に保ちます。
弱酸性は悪玉菌が嫌いな環境ですので、悪玉菌の数を減らし、
善玉菌優位の腸内環境を形成します。
環境の良い腸内は便通が良くなりますので、自然に便秘の
改善に繋がります。
アトピー性皮膚炎の緩和・改善
多くのアトピー発症の原因と言われている免疫細胞のTh1とTh2のバランスを取り、
アトピーの症状の緩和・改善に作用します。
LKM512株を含んだヨーグルトを4習慣食べた人を対象にアンケートを取った結果、
アトピーのかゆみがひいたりとさまざまな効果・効能が確認されています。
アンチエイジング効果
「お腹を若返らせる」とは腸の細胞を元気にすることです。
LKM512は、大腸に到達したあと、ポリアミンを生成します。
ポリアミンの働きにより、腸の細胞が新しく生まれ変わり、腸が元気になることで、老化を防止することができるのです。
アトピーの症状の緩和にも効果が期待でき、便秘も改善できて、アンチエイジングで若返りも期待できるビフィズス菌LKM512株は嬉しいことにヨーグルトで摂ることができます。
ビフィズス菌LKM512株を含む市販製品

メイトー おなかにおいしいヨーグルト

出典:メイトー 商品紹介 おなかにおいしいヨーグルト
ビフィズス菌LKM512株を含んだ市販製品のヨーグルトですが、「おなかにおいしいヨーグルト」と言いまして、※消費者庁許可の特定保健用食品に指定されています。
※特定保健用食品
特定保健用食品は、個別の食品ごとに提出されたデータに基づき、その有効性や安全性について国が審査を行い、科学的な根拠の存在が確認された範囲内で、特定の保健の用途を表示することについての許可を与える食品です。
効果や効能は、上で申し上げた通りなのですが、実はおなかにおいしいヨーグルトはスーパーやコンビニなどの量販店での取り扱いが無く、通販のみの販売となるようです。
メイトー 増加型ビフィズス菌LKM512ヨーグルト

出典:メイトー 商品紹介 メイトー 増加型ビフィズス菌LKM512ヨーグルト
おなかにおいしいヨーグルト同様、ビフィズス菌LKM512株を使用し、
ヨーグルト本来の自然な味わいが特徴です。
メイトー LKM512飲むヨーグルト

出典:メイトー 商品紹介 メイトー LKM512飲むヨーグルト
LKM512飲むヨーグルトは、100mlx4本パックになっていて、毎日続けやすいように手軽なドリンクタイプになっています。
乳脂肪分ゼロが嬉しいですね。
メイトー ヨーグルト種菌

出典:メイトー 商品紹介 メイトー ヨーグルト種菌
どうしても、ヨーグルトは手作りにこだわるという方は、LKM512株の種菌まであります。
ヨーグルトメーカーがあれば簡単にLKM512株ヨーグルトがご家庭で気軽に
手作りできますよ!
●腸内環境を整え、
●便秘の改善やアレルギー症状
●アトピーの緩和・改善
も期待でき、しかも若返りの秘密であるポリアミンを生成する働きのある
ビフィズス菌LKM512株をぜひ摂ってみて下さい!
きっと、あなたのお悩みを緩和・改善してくれることでしょう!
あとがき

今回のお話しの主役のビフィズス菌LKM512株は消費者庁許可の特定保健食品であり、まさに特定の効果や機能が高いとされる「機能性ヨーグルト」を凌ぐほどの効果を目指して開発・製造・販売されたということでしょう。
なかには、スーパーなどに置いてなく、通販限定ものもあるので、興味をそそりますね。
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