どうも!管理人の免疫大魔王です。
前回の乳酸菌K-1株に続いて、今回は乳酸菌K-2株のお話になります。
前回の乳酸菌K-1株は、お米由来の乳酸菌でしたが、今回の乳酸菌K-2株は「酒粕」由来の乳酸菌になります。
この乳酸菌K-2株は、アトピーや花粉症などのアレルギーでお悩みの方には、嬉しい効能を持った菌株になりますので、よく特徴や効能を知って頂き、健康効果を高めるのにお役立て頂ければと思います。
Contents
乳酸菌K-2株の特徴と効果

酒粕から分離されたアレルギー症状を緩和する乳酸菌
乳酸菌K-2株の正式名称は、ラクトバチルス属パラカゼイ種K-2株と呼ばれます。
乳酸菌K-2株は、酒粕由来の植物性乳酸菌であり、その大きな特徴は、アトピーや花粉症などのアレルギー症状の緩和に効果が期待できるところにあります。
特にアトピー性皮膚炎に対しては、注目したい改善効果があるようです。

あるマウスを使って実験では、アトピーと同様の皮膚症状を起こしているマウスに乳酸菌K-2株を投与したところ、症状がほとんどでなくなるという効果がありました。人の臨床試験においても、軽度から中度までのアトピー性皮膚炎を持った方に、乳酸菌K-2株を摂取してもらったところ、アトピーの症状が緩和することが分かっています。
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花粉症の緩和にも効果を発揮
乳酸菌K-2株は、花粉症の改善にも高い効果を発揮することが分かっています。
ある実験で、花粉症の症状の目のかゆみや、涙目といった症状に対して試験を行いました。ひとつのグループには、プラセボの偽薬を摂取してもらい、もう一つのグループには、乳酸菌K-2株を摂取してもらいました。
そうしますと、プラセボ偽薬を摂取したグループは、試験開始直後の数値こそ花粉症の症状の数値が低かったものの、花粉に飛散量が増え、ピークを迎えるころには、一気に症状が現れてきたようです。

それに対し、乳酸菌K-2株を摂取したグループは、花粉症の数値を表す数値の上昇が緩やかで、急激な症状の発現が無く、症状が緩和することが認められています。
インフルエンザに対する症状の緩和および感染予防
乳酸菌K-2株は、インフルエンザに対しても、高い緩和や予防効果を発揮することが分かっています。
あるマウスによる実験では、乳酸菌K-2株を1週間投与し、インフルエンザウィルスを感染させ、肺および気道のウィスル量や血中及び気道の中和抗体価(抗体産生量)を測定しました。

そうしますと、乳酸菌K-2株を投与しなかったグループのマウスと比べ、気道のウィルス量が抑制され、抗インフルエンザ薬であるタミフルとは異なり、ウィルス感染を抑制する中和抗体価増加させたと報告されています。
これらの実験や、試験の結果などから、乳酸菌K-2株を摂取することにより、アトピーや花粉症などのアレルギー症状の緩和や改善と、インフルエンザに対する症状の緩和や感染予防に効果が期待できることが分かっています。
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乳酸菌K-2株を含む市販製品
では、アトピーや花粉症などのアレルギー症状を緩和してくれたり、インフルエンザにも強い免疫力を高めてくれる乳酸菌K-2株を手軽に摂取できる市販商品にはどのようなものがあるでしょうか?
53gハイハイン
乳酸菌K-2株を配合した、赤ちゃんにぴったりのおせんべいです。
アレルギー特定原材料等27品目不使用で、安心して食べることができますね。
53g 野菜とりんごハイハイン
こちらは、4種の緑黄色野菜とりんごが含まれたものです。
もちろん、乳酸菌K-2株も含まれています。
53g 野菜ハイハイン
4種の緑黄色野菜の入ったハイハインです。
以上は、赤ちゃん向けのベビーフードのようですが、もちろん大人の方も十分食べて頂くことが出来ます。確認したわけではありませんが、メーカーさんの亀田製菓さんは、そのような感じで作られたのかなと思います。
興味ある方は、一度買って頂き食べてみられてはいかがでしょうか。
あとがき

空前の菌活ブームとは言え、おせんべいに乳酸菌とはびっくりしますよね。最近は他にも、「乳酸菌バブル」と言われるほど、チョコレートやスナック菓子や、遂にはカップラーメンまで乳酸菌配合の商品が増えてきているようです。
それでも、食べることによって健康効果が高まるのであれば良いとおもうのですが、それを食べる事により、「あれだけ我慢していたスナック菓子を食べてしまった!」とか「カップラーメン」を食べてしまったという「罪悪感」を軽減するためというメーカーさんの戦略じゃないの?と思ってしまうのはボクだけでしょうか?
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