どうも!管理人の免疫大魔王です。
美容と健康には欠かせない栄養素として知られるビタミンCですが、ビタミンCが便秘の改善や排便力を付けるのに有効なことはあまり知られていません。
若い頃のボクは、このビタミンCをたくさん摂ろうとした時期があり、毎日グレープフルーツばっかりをたくさん食べていて逆にお腹が緩くなってしまったのを覚えています。本当にバカなことを平気でしていたものです。(ああ、恥ずかしい( ゚Д゚))
今回のお話は、便秘のセルフケアとしてビタミンCを多く含む食品のご紹介や、その効能についてお話していきます。
ストレスにより大量に消費されるビタミンC

ビタミンCの働き
美容と健康には欠かすことの出来ないビタミンCですが、実は腸にも良いことが分かっています。
ビタミンCは、別名「アスコルビン酸」という化学名で呼ばれることがあります。ボクが以前、水道水の塩素を中和するものとして、ビタミンCが良いということで、ドラッグストアにビタミンCを買いに行った際に、ドラッグストアの店員さんが出してくれたもののパッケージに「アスコルビン酸」と書かれていたのを見たことで初めて知りました。
このアスコルビン酸が大変優れものであり、腸に入ると腸内の善玉菌のエサとなり、善玉菌が増殖して腸内環境が良好になります。また、ビタミンCが腸内で分解してガスを発生させることで、腸の蠕動運動を促進します。硬い便を柔らかくする作用もあるようです。
また、ビタミンCの最大の特徴は酸化還元力です。
酸化とは、例えば銅紛空気中で加熱することにより、黒色の酸化銅となります。還元というのは、酸化されたものが元に戻るということで、酸素を失うことです。例えば、酸化銅に乾いた水素ガスを送りながら加熱すると、赤色の銅が得られます。
人間の体もこれらと同じようなことがおこります。
過剰なストレスや激しい運動、また喫煙などによって、体内には「活性酸素」が作れ出されます。この活性酸素が、正常な細胞を攻撃したり、DNAを傷つけたり、細胞を老化させるなど体のあらゆる組織に害を与えます。それらは肌のシミ、シワ、肌荒れなどを引き起こします。これは、便秘にしても同じであり、ストレスが便秘を引き起こすのは、それによってビタミンCの消費を早めてしまうからだと言われています。

これが酸化作用であり、ビタミンCには、その酸化の元になる活性酸素を抑制、除去する働きがあり、酸化した細胞を修復してもとに戻す働きがあるのです。
では、その便秘のセルフケアだけでなく、不足すると様々な弊害があると言われるビタミンCを補給するためにはどのような食品を摂取すれば良いのでしょうか?
ビタミンCを多く含む食品
便秘の改善や排便力を付けるためのセルフケアに必要なビタミンCを多く含む食品は下の表の通りです。
食品名 | 100gに含まれる量(㎎) |
---|---|
グアバ(生) | 220 |
赤ピーマン | 170 |
芽キャベツ | 160 |
パセリ | 120 |
ブロッコリー | 120 |
ゴーヤ | 76 |
キウイフルーツ | 69 |
イチゴ | 62 |
レモン | 50 |
アセロラ | 120 |
ビタミンCの1日の摂取量は、男女ともに100㎎と言われます。この量は健康な方の目安の量ですので、便秘などでのセルフケアが必要な方は、もっと必要だとされています。
基本は、普段の食事でビタミンCを摂りいれ、不足分をサプリメントなどの栄養食品で摂るようにすると良いでしょう。
あとがき

ビタミンCはとても身近でカンタンに摂取できる栄養素だと思っていたのですが、その推奨摂取量を毎日安定してとるのが以外と難しかったりするのです。
美容を気にしてられる方で、きちんと自己管理をしてられる方であれば、しっかりと摂取されているのでしょう。
ただ、便秘のセルフケアもそうなのですが、ビタミンCは即効性がありますので、意識して摂るようにすると良いでしょう。
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