どうも!管理人の免疫大魔王です。
便秘のセルフケアのシリーズでいろいろな記事をご紹介していますが、さまざまな健康効果が期待できるヌルねば食材も便秘の改善として期待が出来る食材です。
血圧が高い方や血糖値やコレステロールの値が気になる方もそうですが、便秘でお悩みの方には、1日1食のヌルねば食材を食べてほしいもの。ボク免疫大魔王が便秘の方にヌルねば食材をおすすめするのには理由があります。
便秘は単純でありがちな腸の症状ですが、便秘でない方が思っている以上に深刻なものです。
今回のお話はその便秘の深刻さや、便秘の怖さ、そして、便秘を改善するためのヌルねば食材の効果・効能についてお話していきます。
Contents
1日1食のヌルねば食材で便秘を改善

便秘は便秘でない人が思っている以上に深刻な病気です。便秘と一言で言っても、その症状や程度は人によってさまざま。
日本における便秘人口は増加の一途をたどっています。
便秘人口の増加
厚生労働省の平成25年度の国民生活基礎調査によりますと、便秘人口は約500万人もいます。そのうち女性はなんと70%にも達しているという結果が出ています。
確かに便秘は女性がなるものというイメージがありますが、別の意識調査では男性のビジネスマンの約30%が「定期的に安定した便通が無い」と回答しています。これにはボクもびっくりでした。
★関連記事:増加し続ける日本人の便秘の人口
便秘は大人だけではなく、子供達にも深刻な病気です。なんと1日1回うんちをすると回答した小学生は40%程度しかいなかったとか!便秘の深刻な症状は子供にも当てはまることなのです。

怖いのは、深刻化した便秘を放置しておくと、肌荒れ、疲労感、痔などを引き起こすだけではなく、今や日本の女性の死因の第一位と言われている「大腸がん」や様々な合併症を引き起こす恐れのある「糖尿病」、「高血圧」など他に数えたらきりがないぐらいです。
そんな辛い便秘の症状の改善に1日1食のヌルねば食材が効果を発揮すると期待されています。ヌルねば食材を取り入れた食生活にして、深刻な便秘をスッキリ解消していきましょう。
ヌルねば食材の便秘への効果
ヌルねば食材と呼ばれるぬめりのある食材は大変たくさんの種類があります。
昆布やわかめ、もずくなどの海藻類のぬめり成分は※フコイダンや※アルギン酸という食物繊維が豊富に含まれています。それらが私たちの健康を支えるために重要な役割を果たしてくれています。
フコイダン
※フコイダンとは?
フコイダン(英語名:fucoidan)は、硫酸化多糖の一種。コンブやワカメ(一部位であるメカブを含む)、 モズクなど褐藻類の粘質物に多く含まれる食物繊維である。なお、類似の物質はナマコなどの動物からも見つかっている。
主に L-フコース(多糖体)が α1-2、α1-4結合で数十から数十万個も繋がった化合物で、平均分子量は約200,000。グルクロン酸を含む U-フコイダン、硫酸化フコースだけからなる F-フコイダン、ガラクトースを含む G-フコイダンなどに分類される。
L-フコースは、キノコ類(アガリクスなど)や他の多糖体(糖鎖)成分と違い、フコースに硫酸基が結合している。褐藻類(モズク、メカブ、コンブ、アカモク、ウミトラノオ等ホンダワラ類等)に多く含まれ、わかりやすい表現手段として海藻のネバネバ成分と表現されることが多い。アカモクに関する研究などから、生殖器に多いとの報告もある。
「フコダイン」と誤称されることもある。
引用先:Wikipedia フコイダン
2018-1-6
アルギン酸
※アルギン酸とは?
アルギン酸(アルギンさん)は、褐藻などに含まれる多糖類で、食物繊維の一種である。ほかに、紅藻のサンゴモなどにも含まれる。また、一部の細菌(アゾトバクターなど)が部分的に酢酸エステル化されたアルギン酸を生成するが、これによる工業的生産はまだ成功していない。
純粋のアルギン酸は、白ないし淡黄色で、繊維状、顆粒状または粉末状の形態をとる。水に不溶性であるが、アルギン酸ナトリウムなどの可溶性塩(アルギンと総称される)として抽出され、食品添加物その他の目的で利用される。
引用先:Wikipedia アルギン酸
2018-1-6
ヒトを含めた動物の体内には、鎖のような状態になってタンパク質を含んでいる多糖体が存在います。。これらを「ムコ多糖体」と呼びます。「ムコ」とは、粘膜のmucous(ムコース)を省略した言葉です。要するにヌルねばは、ほとんどが粘膜の成分であると言えます。
ヒトを含めた動物では、ムコ多糖体として生体内に広く分布し、消化管や血液、皮膚などの構成成分として”若さや健康”の要素として活躍しているのです。お肌がプルップルで若々しくキレイというのは、ムコ多糖体がしっかりと体に充満されている状態のことです。
わかめ、昆布、めかぶなどの海藻類に含まれるフコイダンやアルギン酸はヒトを含めた動物が持っているムコ多糖体とは違うものですが、これらの多糖類も便秘の改善に効果的な成分として知られています。

便秘がちの方は、便秘の影響でお肌が荒れていたり、くすんでいたりといった方が目立つように思います。女優の松本明子さんは子供の頃から重症の便秘で長年苦しんだようなのですが、便秘を改善したとたんにお肌が見違えるほどきれいになり、テレビ番組でご自身の美肌が取り上げられたそうなのです。
長年の便秘でお悩みの方は、ぜひ普段の食生活にヌルねば食材を取り入れて頂き、便秘の改善にお役立ていただければと思います。便秘の改善の副産物として、美肌などの美容面の改善など良いことがたくさんあるかと思うのです。
★関連記事:ヌルねば食材がメタボの改善や解消に役立つ
これだけの健康成分が豊富なヌルねば食材ですが、一度にたくさん食べるのではなく、少しずつで良いので毎日継続して食べるようにするのが大切です。
お弁当やおつまみにヌルねば食材が効果的!

スーパーやコンビニでも買えるヌルねば食材
ヌルねば食材を毎日のお昼やお弁当に取り入れてみてはいかがでしょうか?
ヌルねば食材は意外にも簡単に買えたり食べられたりするものです。スーパーやコンビニのお惣菜コーナーのも海藻サラダが置いていたり、最近は世の中の健康志向もあって、納豆やオクラ、山いも、海苔などを組み合わせた「ねばねばサラダ」というものも見かけたりします。
我が家でよくお弁当に入ってくるのが、オクラのお浸しですが、ヌルねば食材を何か1品でも食事のメニューにプラスすることで、便秘の改善などの健康効果が期待出来ます。
また、山いものとろろ自体は食物繊維を豊富に含んでおり、麦を入れた麦とろご飯は、麦を入れることにより、さらに繊維量が増え、整腸作用が促進されるのです。整腸作用の促進は、便秘の改善効果だけでなく、滋養強壮、糖尿病予防、ダイエットと言った効果があります。

夜にお酒を飲まれる時のおつまみにもヌルねば食材は大変重宝します。ヌルねば食材には胃の粘膜を保護する作用があるので、アルコールの吸収を抑え、悪酔いや二日酔いをしないという効能が期待できます。
ボク免疫大魔王がお酒のおつまみとして好んで食べるのが、納豆とめかぶです。納豆やめかぶはパックで売っているので、手軽に買うことが出来ます。
便秘を改善するヌルねばメニュー
便秘の改善にはヌルねば食材が効果的ですが、今回は誰でも簡単に作れるヌルねばメニューをいくつかご紹介します。レシピも一緒にご紹介しています。
めかぶのらっきょう和え
暑い夏にとてもピッタリのレシピのめかぶのラッキョウ和えです。
爽やかなラッキョウの風味とめかぶのヌルヌルがとても良く合い、美味しい逸品です!火を使わずに作れるところも手間がかからず魅力ですね。

出典:COOKPAD めかぶのらっきょう和え
作り方は簡単。適当な大きさに切ったらっきょうとパックのめかぶを混ぜるだけ。食べ応えを求める方はらっきょうを丸ごと入れると良いかと思います。
味付けはらっきょうの漬け酢をいれるとGood!COOKPADのレシピでは、お好みで亜麻仁油を少々入れるのがおすすめのようです。
お酒のおつまみにも最適ですね。吞兵衛さんにもたまらない逸品かと思いますよ。
とろろ昆布のつるりん冷奴
プルプルの豆腐にとろーりとしたとろろ昆布を乗せ、めんつゆでスッキリ味付けした逸品。乗っけるだけで作れる簡単レシピ♪

出典:COOKPAD とろろ昆布のつるりん冷奴
【材料】
豆腐:100g
麺つゆ(2倍濃縮):小さじ1.5杯
とろろ昆布:ひとつかみ
しょうがチューブ:2㎝
本当に簡単に作ることが出来ます。具体的な作り方はCOOKPADを見て下さい。
外部サイト:COOKPAD 20秒おつまみ♪とろろ昆布のつるりん冷奴
夏に適したメニューだと思いますが、吞兵衛さんには夏だろうが冬だろうが関係ないかも・・・。
麦とろご飯
ツルっとした山いもの食感と出汁の味に、暑い日もさっぱり食べられる麦とろご飯。麦ごはんと合わせることでさらに腸内環境にも良さそう。
今回もCOOKPADさんを引用させて頂いたのですが、美味しく作るにはコツがあります。良ければ詳しいレシピが書いてありますので、下からCOOKPADへリンクしていますので覗いてみて下さい。

出典:COOKPAD つるっとさっぱり!スタミナ麦とろご飯
いかがでしたでしょうか?
手軽においしく食べられて、便秘の改善などの健康効果も期待できるヌルねば食材を普段の食生活に取り入れて、深刻な便秘を改善・解消して下さい。
あとがき
簡単に入手出来て、調理も簡単、価格も安く、便秘の改善などの健康効果も高いとされるヌルねば食材です。こんなに都合の良い食材が他にあるでしょうかというぐらい健康的な食材ですが、一度にたくさん食べるとやはり良くないようです。
何回も言うようにどんなに体に良いと言われるものであっても適量があります。毎日少しずつ食べることをおすすめします。
また、当サイトでは、ほかにもヌルねば食材の記事を書いています。サイト内をじっくりと見て頂き、ヌルねば食材の健康効果をもっと知り、健やかな体作りにお役立て下さい。
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