【危険な理由】マーガリンに含まれるトランス脂肪酸が「食べるプラスチック」と言われるワケ

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どうも!管理人の免疫大魔王です。

皆さんは、普段何気なく食べているものが健康を害するものだったらどうしますか?

例えば、パンに塗るマーガリンや、おやつに食べるクッキーやビスケット、ポテトチップスなどのスナック菓子、マヨネーズ、ファストフードやインスタント食品にはトランス脂肪酸という不飽和脂肪酸が含まれています。

食べて害にしかならない毒性の高い油脂として近年危険性が重要視されています。

トランス脂肪酸は、生活習慣病の心血管疾患のリスクを高めるとして、使用を規制している国が多いのです。日本はまだ規制されてはいません。

国が規制していないということは、市場に自由に出回り、私たちは知らず知らずのうちに日常的に食べることになるわけです。

自分の身は自分で守らねばなりません。
今回は、私たちの健康を害すると言われているトランス脂肪酸がどれぐらい危険なレベルなのか?
また、どのようなところに気を付ければよいのかをお話したいと思います。

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トランス脂肪酸の構造と人体への影響

トランス脂肪酸の構造と含まれる食品

トランス脂肪酸は、構造中にトランス型の二重結合をもつ不飽和脂肪酸です。

もともとは、牛やヒツジなどの天然の動植物の脂肪中に少し存在するものですが、近年健康を害すると言われているトランス脂肪酸は、マーガリンなどのように、水素を付加して硬化した部分硬化油を製造する過程で多く製造されるものです。

マーガリンのほか、ファットスプレッドやショートニングは製造された硬化油です。

トランス脂肪酸は、パン、ケーキ、ドーナツ、クッキーといったものや、スナック菓子、生クリームのほか、フライドポテト、ナゲットなどのファストフードや電子レンジ調理のポップコーンにも含まれます。

ですので、私たちが普段何気なく食べているもののほとんどの食品に含まれていることになります。

では、トランス脂肪酸が人体に及ぼす影響はどのようなものなのでしょうか。

 

トランス脂肪酸の健康リスク

トランス脂肪酸は、WHO(世界保健機構)とFAO(国際連合食糧農業機関)2003年のレポートによると、狭心症や心筋梗塞などの心臓疾患のリスク増加との強い関連が報告されています。また、WHOからは、摂取量は全摂取カロリーの1%未満(約2g)にするように勧告されているのです。

トランス脂肪酸の人体に与える影響は、心臓疾患の他には
糖尿病
高血圧
メタボリックシンドロームと診断される内臓脂肪の蓄積
脂質異常(高コレステロール症)
高血糖
アトピーなどのアレルギー疾患
 
など、ほとんどが生活習慣病につながるリスクをはらんでいるのです。

他にも、アメリカで43~69歳までの健康な女性を対象に行った疫学調査では、トランス脂肪酸の摂取量が多い群ほど、体内で炎症が生じていることを示すCRPなどの炎症因子や、細胞接着分子が高いことが示されています。

炎症因子はアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患への悪影響を及ぼす疑いがあると言われています。

では、トランス脂肪酸が上記のように人体への悪影響を及ぼす理由はどのようなところにあるのでしょうか。

 

悪名高い”食べるプラスチック”

当サイトにきて頂いているあなたは甘いものやスナック菓子をよく食べるほうですか?

例えば、甘いクッキーやビスケット、菓子パンなどの原材料になっているショートニングには、サクッ!カリッ!といった心地よい食感を出す効果があります。焼き上がりや食感も良く、安価ですので多くのお菓子の原材料に使用されています。

ショートニングの製造方法は、液状の植物油を固形状にするため水素添加を行うことで科学的に製造されています。ショートニングの水素添加の処理時にトランス脂肪酸が生成されます。

トランス脂肪酸は「硬化油」の種類に属します。
硬化油の特徴は、比較的融点の低い不飽和脂肪酸を多く含むために常温で液体となっている油脂に水素付加を行うことにより、より融点の高い飽和脂肪酸の割合を増加させ、常温で固形化します。

同じ温度で液体だったものが、製造の過程で水素付加を行うことで固体、もしくは半固体となっていることから硬くなった油脂という意味で硬化油と呼ばれます。

実は、トランス脂肪酸は、水素添加によって硬化された脂肪分子がプラスチックとよく似た構造のため、「食べるプラスチック」とか「危険な油」と言われているのです。

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考えてみればわかるのですが、食べるときには心地よく、食べて体の中に入ってしまうと、食べた量によっては病気の元になる油脂ということなのです。

 

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トランス脂肪酸に対する対策

各国のトランス脂肪酸への取り組み

上記でお話しましたように、トランス脂肪酸は摂取する量によっては健康を害すると言われています。

ただ、特に規制もなく、注意喚起も無ければおのずと市場に出回ることとなり、知らずについ食べ過ぎてしまう人もでてくるでしょう。

先進国を中心に、トランス脂肪酸に対する規制や取り組みにはどのようなものがあるのでしょうか。

 

アメリカ・カナダ

カナダでは2005年から、食品への表示を義務化しています。

アメリカでは、2015年の6月に、2018年の6月よりトランス脂肪酸の食品への添加を原則禁止するという決定をしています。

 

南米(ブラジル、アルゼンチン、チリ、パラグアイ、ウルグアイ)

南米(ブラジル、アルゼンチン、チリ、パラグアイ、ウルグアイ)では、2006年にトランス脂肪酸の表示を義務化しています。

トランス脂肪酸の規制の動きもあり、米国のKFC(ケンタッキー・フライド・チキン)やスターバックスでも、トランス脂肪酸の含有量の少ない油脂への切り替えを始めています。

 

デンマーク

デンマークでは、2003年に食品中に含まれるトランス脂肪酸の含有量を全脂質の2%までとする罰則規定のある行政命令を制定し、2004年より施行されています。

 

英国

英国では、摂取カロリーのうちの30%以下(WHO平均要脂質量換算で66g/日)を脂質に、脂質中のトランス脂肪酸の占める割合を2%以下(1.3g/日)にするように勧告しています。

 

オーストリア

オーストリアでは2009年9月に、国内に流通する食品に関して、人工的に製造されるトランス脂肪酸が100gあたりにつき2g以上の含有量の油脂の国内流通を禁止する規制を施行しています。

 

ドイツ

ドイツでは、食品表示法に準拠した標記が義務付けられている程度で、2012年12月の時点において、州単位でも法的な規制は行われていません。

 

中国

中国では2011年10月12日より、トランス脂肪酸の表示を義務化しています。

 

韓国

韓国では、2007年12月よりトランス脂肪酸量の表示を義務化しています。

 

日本

ところが、我が国日本では、いまだに表示すら義務付けられていません。
義務付けられていない理由として、
「WHOの推奨する総エネルギー比の1%未満をクリアしている」
というものですが、あくまでも平均な数字であり、トランス脂肪酸を摂取しすぎている人は大勢いるのです。

また、将来摂取量がオーバーする可能性の高い人はいくらでもいるわけであり、日本政府の大企業に対する遠慮のようなものを感じずにはいられません。

 

日本企業におけるトランス脂肪酸への取り組み

ただ、日本でも各企業においての客離れの懸念からか、トランス脂肪酸を減らすべく製法を変更したり、他の原料に切り替えるなどの取り組みが実施されています。

 

pasco(敷島パン)

pasocでは、2006年2月より、パンや菓子に使用する油脂(マーガリン、ショートニング)をトランス脂肪酸の含有量が少ないものへの順次切り替えを行っています。

 

セブン&アイ・ホールディングス

セブン&アイ・ホールディングスでは、2010年12月26日、オリジナルパンに限り、トランス脂肪酸を含む商品のトランス脂肪酸を低減した方針を明らかにしています。

 

神戸屋

神戸屋では、使用する油脂などの見直しにより、トランス脂肪酸の含有量を提言しています。

 

日本ケンタッキー・フライド・チキン

日本ケンタッキー・フライド・チキンでは、2007年10月にトランス脂肪酸の含有量を半減させた調理油に切り替え、今後も含有量をゼロにする油の研究を進めていくと発表しています。

そのほか、2018年の毎日新聞掲載の記事によりますと、
”<マーガリン>低「トランス脂肪酸」強調 相次ぐ新製品”
と出ています。

記事によりますと、明治などの乳業大手各社が、米国で今年2018年の6月にトランス脂肪酸を多く含む部分水素添加油脂の使用が規制されるのを目前に、同油脂を使用していない商品をアピールし、消費者のマーガリンに対するマイナスイメージを払拭し、需要回復を図るのが狙いだとされています。

実際には、日本国内において、米国がトランス脂肪酸の規制導入を決めた2015年以降は、マーガリンのイメージが悪化したため、2割以上の客離れがあり、市場が縮小したため、食感を損なわずに代替油脂の開発を進め、「部分水素添加油脂」を使わないマーガリンを実現しています。

代替油脂の使用により、新製品のマーガリンのトランス脂肪酸の含有量は、使用1回につき約10グラム中0.1グラム程度の含有量としています。10年前の商品と比べて1割程度まで低減させたとしています。

2018年2月28日 毎日新聞より一部引用

上記のように、日本の食品メーカーを中心にトランス脂肪酸に対する取り組みがされてはいます。

しかし、低減されているとはいえ、出来るだけトランス脂肪酸を含む食品を摂取しないほうが良いのは確かです。

 

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まとめ

上記でお話しましたように、トランス脂肪酸は、体内で活性酸素の発生を促し、脳にダメージを与えるとされています。

活性酸素はある程度は必要なのですが、増えすぎることで老化の原因になります。
また、スーパーなどの量販店に陳列されている安価な油の多くにもトランス脂肪酸が含まれています。

特に、マーガリンをはじめ、生クリーム、クッキーやビスケットに含まれるショートニング、コーヒーフレッシュにもトランス脂肪酸が含まれます。

食べることによって害にしかならないトランス脂肪酸から体を守るのは、ほかでもないあなたご自身だということを忘れないで下さい。

 

あとがき

普段何気なく食べているものが、実は体に害があるということは、ほとんどの方に意識が無いことと思います。

大変危険なことであり、健康でいたいと願うのであれば、常に情報に敏感であると同時に、健康効果の高い生活習慣へと改善していかないといけないのです。

健康は自分自身で守るもの。
健康のほとんどは腸の健康が鍵を握っています。

当サイトにきて頂く皆さんの健康の為に今後も情報を発信し続けます。

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