どうも!管理人の免疫大魔王です。
「なんだか最近お肌の調子が良くないわ!」
「肌がくすんでしまって化粧のノリが悪く気分がすっきりしない!」
って感じになっていませんか?
肌の調子が良くないと思われてるアナタ!
肌の健康には欠かすことの出来ない栄養素があるんです。
実は今回のテーマである大豆には美肌効果に欠かすことの出来ない特別な栄養素がいっぱい!
今回は美肌効果のための豊富な栄養素が含まれた大豆のお話です。
しっかり聞いて、美肌になりましょう!
Contents
こんなにたくさん!注目される大豆の栄養効果

大豆は5大栄養素が全て揃った超優良な食品
古来から日本人は米などの穀物とともに大豆を食べてきました。
近年、大豆は大豆だけでたくさんの栄養素が一度に摂れる食品として注目されています。
私たち人間が健康に生活するために必要だとされる栄養素は5つあります。「5大栄養素」と呼ばれ、
筋肉や血液をつくるタンパク質
エネルギーの元になる炭水化物と脂質
体の働きを正常に保つビタミンとミネラル
が5大栄養素と言います。

大豆はミネラルだけでなく、肉や魚に負けないぐらいタンパク質と脂質が豊富に含まれています。
肉や魚に負けないぐらいの豊富なタンパク質と脂質を含むことから大豆は「畑の肉」とも呼ばれています。
また、水分や炭水化物も含み、5大栄養素が全て揃っています。
加えて大豆は必須アミノ酸であるリジンを多く含んでいます。
大豆と並んで、昔から食べられてきた白いご飯は大豆に少ない含硫アミノ酸が多く含まれています。
上記のことから大豆と白いご飯を一緒に食べることで、大豆と白いご飯のお互いの足りない部分を補うことができ、両者の欠乏している必須アミノ酸を補うことができるのです。


それに大豆から作られる大豆油には必須脂肪酸のオレイン酸やαリノレン酸も含まれているんです。
ただ、摂りすぎは却って逆効果なので、オリーブ油やナッツ油などのオメガ3もバランスよく摂るようにするのも大切なんです。
他、大豆に含まれる栄養成分

大豆には上記でお話しました5大栄養素の他にもたくさんの栄養成分が豊富なんです。

どういう成分が含まれるの?


大豆には美肌効果や若返りやダイエット効果の高い成分がたくさん!
大豆には美肌をつくる成分がとても多いのです。
例えば、レシチンは皮膚の新陳代謝を活発にしますし、オリゴ糖は腸の中のビフィズス菌などの善玉菌を増やして元気にし、腸内環境を整えるのです。また、総コレステロールを低下させる働きもあると言われています。
腸内環境が整うことで便秘を予防・改善し肌の調子も良くなります。
また、サポニンには老化物質を抗酸化作用があります。
まだあります!
骨粗しょう症や更年期の不調を改善すると言われる大豆イソフラボンなどがあり、小さい豆でありながらたくさんの仕事をする食品として健康効果が見直されているのです。
大豆イソフラボンには美肌効果があることが知られています。大豆イソフラボンによる美肌効果のことを”エストロゲン様作用による美肌効果”と呼びます。
エストロゲンは女性の美にとっては欠かすことの出来ない成分です。思春期以降に分泌が盛んになり、女性の第二次性徴を促進させる働きを持ちます。「美のホルモン」とも呼ばれており、肌の弾力やハリのもとであるコラーゲンを生成し、潤いのある肌を作ります。
エストロゲンは更年期以降は分泌が減少するため、大豆イソフラボンを摂取することで美肌効果が期待できると言われているのです。
大豆を効果的に食べると美肌に良い効果があるといわれていますので、特に女性はすぐにでも食べたくなっちゃいますよね。

これだけ美容にいいのなら明日から毎日食べるようにするわ!


何事もほどほどでしょ(笑)

他の食品とのバランスも大切ですよ。
家畜の飼料から健康効果の高い食品に出世した大豆
大豆はつい最近まで欧米では、家畜の飼料として使用されてきました。
ところが最近では肉食などによる動物性脂肪の摂りすぎでさまざまな生活習慣病を引き起こすことが問題になっていることから肉に替わる食べ物として、健康効果の高い大豆が見直されています。
欧米のスポーツ選手や芸能人なども大豆を多く食べることで話題となっています。
一部のアスリートも、「大豆のタンパク質は疲労回復に有効」だとして大豆のタンパク質の重要性を説いています。
最近聞くようになった「大豆ファースト」とは?
最近、「大豆ファースト」という言葉を聞くようになりました。
大豆ファーストとは、食事の最初に大豆から食べることで健康効果が期待できるというもの。
大豆ファーストが流行るまでは、血糖値の急激な上昇を抑えるためサラダなどの野菜から先に食べる「ベジファースト」有効だとされていました。
ところが、食事の前に蒸した大豆を食べる「大豆ファースト」のほうが、ベジファーストよりも血糖値の上昇をおだやかにする効果があると言われるようになりました。
健康のために野菜などが食事の中心となる”ベジタリアン”にとって大豆は肉に替わる貴重なたんぱく源になります。
食べ応えがあり、健康効果も高い大豆が人気になってきているのです。
その他、大豆の栄養素と働き
鉄 | 体中に酸素を運び、体の調子を整え、貧血を予防 |
カリウム | 血液中に増えすぎた塩分を排出し、むくみを予防 |
リノール酸 | 大豆油に含まれ、動脈硬化やそれに伴って起こる心筋梗塞を予防する |
カルシウム | 歯や骨をつくる。イライラ予防 |
大豆の歴史
大豆は食糧や家畜の飼料として世界中で使用されていますが、実は17世紀までは日本を含む東アジアでのみ栽培・利用されていました。
20世紀に入ってから油糧作物・飼料作物として世界中で生産されるようになり、21世紀には大豆と脱脂大豆を合わせた交易重量は従来、世界最大の交易作物であった小麦と肩を並べるようになったと言います。
大豆の原産地は東アジアであり、大豆に関する遺伝学的研究によりますと、東アジアの複数の地域で野生ツルマメからの栽培が進行し、日本も一つの産地となります。
アジアでも他の地域に先駆けて大豆の栽培が進行した可能性が判明しており、他の起源地は中国や朝鮮半島になります。日本での栽培は古くは縄文時代に於いてアズキやリョクトウなどの炭化種実が検出されており、豆類の利用が行われていたことが判明していました。
大豆がヨーロッパはアメリカなどの欧米諸国に渡ったのは意外と新しく、ヨーロッパには18世紀、アメリカには19世紀になります。

アメリカにおける大豆の歴史は、東インド会社の依頼でイギリス人が中国の大豆をアメリカに持ち込こみ栽培が始まりました。その後、ペリー提督が日本の大豆を持ち帰り、大豆への関心が高まったのは有名な話です。
20世紀に入りますと、大豆が食糧油脂や工業原料として世界から注目を集めています。
アメリカは大豆に牛乳や牛肉、卵を生産するための飼料としての価値を見出し、肉や卵の輸出とともに飼料用大豆の生産・輸出を増加します。
やがてアメリカは大豆の生産国トップに立ち、2016年度のアメリカにおける大豆の生産量は1億トン以上まで成長しているのです。


まとめ
大豆を摂ることは美肌効果が期待でき、たくさんの健康効果もあるのですが、やはり摂りすぎは禁物です。
実は、タンパク質の過剰摂取で健康を損なってしまったという研究結果はありません。ただ、好ましくない代謝変化が生じたという報告があり、極端な過剰摂取は体に悪影響を及ぼす恐れがあります。
タンパク質を過剰に摂取してしまいますと、多くの窒素を尿に変換しなければならなくなります。そのため肝臓や腎臓にかかる負担が普段よりも大きくなり、内臓疲労を起こしてしまう恐れがあるのです。
もともと大豆はそんなに多くの量を一度に摂取するには限界があるので摂る過ぎることはほとんど無いかとは思いますが、念のため注意喚起しておきます。
せっかく美容や健康の為に大豆を食べても、逆に健康を損ねてしまっては、何のための食品なのか意味が無くなります。
うまく大豆を摂取して美容・健康に役立てましょう。
あとがき
大豆はボクにとっても大変馴染みが深い食品であり、大豆を食べない日は1日も無いと言うぐらい大豆の栄養の恩恵に預かっています。
最近の健康ブームで大豆の美容・健康効果が見直されていますので、この機会にうまく摂ってみて効果を試してみるのが良いでしょう。
意識して摂るようにしなくちゃ!