どうも!管理人の免疫大魔王です。
地面からもうもうと熱気が立ち昇るような猛暑の夏。
逆に、かじかんだ手をハーハーと息を吹きかけて暖める寒い冬の朝。
いくつになっても、暑い夏だろうが、寒い冬だようが、はたまた季節の変わり目だろうが、はつらつと若々しく、元気に過ごしたいものですね。
「いくつになっても若々しく健康でありたい!」
と願っても、加齢とともに体力は落ちていくもの。(悲しいですが…)
体のさまざまな不調の原因はいろいろありますが、根本的な原因は
「腸が冷えている」
ことによって体が冷え、さまざまな不具合が生じることが多いのです。
でも、普段の食べ物を工夫することで、腸を温め、体の冷えを改善すると実に様々な健康効果を発揮することがわかっています。
今回は、腸を温め、免疫力を高めて健康に過ごすために有効な野菜や果物、海藻類についてお話していきます。
Contents
腸を温めて免疫力を高める野菜の健康効果が高い!
腸を温める作用のある野菜
当サイトに来て戴いているあなたご自身は毎日新鮮な野菜を食べていますか?
ボクも子供の頃から、母親には野菜を残さずに食べなさいと口酸っぱく言われていましたし、健康で元気に過ごすためには、なんとなく野菜は欠かせないんだと思い込んでいました。
でも、野菜であれば何でも良いと言う訳でもなく、野菜にも腸を冷やす作用のあるものと、腸を温める作用のあるものがあり、バランス良く摂るのが大事です。
当項目では、腸を温め、体を温める作用のある野菜と効能をお話します。


当項目で紹介する腸を温める野菜はまず何があるかということと、その野菜の効果・効能を知って下さい。
また、当サイトの別記事では、同じテーマの(果物・海藻類編)をご紹介しております。
ご興味がありましたら、下のリンクから覗いてみて下さい。
★関連記事:腸を温めて健康になろう!免疫力を高める食物(果物、海藻類編)を摂って元気に過ごそう!
生姜(ショウガ)

腸を温め、体を温めようとするのなら、生姜を食べたほうが良いですよ。
「しょうがないなあ」とダジャレを言っている場合ではありません(笑)
生姜は日本人にとっては最も馴染みのあるスパイスではないでしょうか。
生姜のピリッとした独特の風味や香りは、皮のすぐ下の部分にある精油や、生姜のデンプン質に含まれるショウガオールやジンゲロンやジンゲロール、芳香成分であるジンギベロールにあります。

●腸管内輸送促進作用(排便促進作用)
●強心作用
●健胃作用
があるんです!
すばらしいですね!

生姜には、血圧を調整する作用や血栓を予防する作用のほか
●うつ病の予防
●めまいの予防
●殺菌作用
●抗酸化作用
など、美容女性にとっては、嬉しい健康効果がたくさん!
是非、女性はうまく摂ってキレイになってほしいわね!
生姜は心臓や筋肉の活力を高めて、血行を促進する作用に優れているため、冷え性の改善に大変役立ちます。

ニンジン

ニンジンはもともとアフガニスタン原産のセリ科ニンジン属の2年草です。
一般的にスーパーや町の八百屋さんで売られているのは、見た目が太く短い西洋系のニンジンになります。
β‐カロテンを豊富に含み、一日に1/2本は食べたいものです。

目が疲れたときにたっぷり食べると、目の粘膜を強くして乾燥や充血を和らげてくれるのよ。

ニンジンの健康効果は、血行を促進して低血圧や冷え性、疲労を改善するほかに、
●抗酸化作用
●がん予防
●ストレス抑制
●神経痛緩和
●虚弱体質改善
●下痢の改善
●高血圧の改善
にも効果的なのです。

ニンジンは乾燥しやすい肌に有効で、肌の角質化を防ぐと言われているのよ!
ニンジンは美容女性にとっては「食べる美容液」とも呼ばれているわ!
スーパーで売っているニンジンには、ほとんど葉っぱは付いていません。
中に市場や八百屋さんで売られているニンジンには葉っぱの付いているものを見かけることがあります。そういうニンジンを手に入れたときは、葉っぱも食べてみましょう。
ニンジンの葉っぱには鉄分やビタミンB₂、ビタミンC、カルシウム、リンが豊富です。
てんぷらにしたり、サラダに混ぜたりして食べると良いでしょう。
ゴボウ

見た目と味わいから、食物繊維のカタマリのようなゴボウですが、ゴボウの食物繊維は腸を刺激して、老廃物を排出します。
ゴボウの食物繊維は、便秘を改善するのに欠かすことができません。
デトックス効果でゴボウの右に出るものは無いとまで言われているのです。

●糖尿病
●高脂血症
●動脈硬化
●大腸がん
の予防効果があることが分かっているのです。

ゴボウの皮には、血中のコレステロールを下げる作用のある食物繊維が多く含まれているの。また、ポリフェノールは芯の部分の約2倍含まれていることが分かっているのよ。
美容女性にはとても有効なのでしっかり食べようね!
蓮根(レンコン)

レンコンはもともと、中国やインドが原産地の食物で、おもに沼沢地や蓮田で栽培されます。
ボクは四国出身ですので、レンコンの日本有数の産地である徳島で、蓮田を見たことがあります。
蓮田の中を小舟で渡り、収穫するのを見たときは「レンコンを収穫するのってこんなに大変なのか!」と一種の感動を覚えたことを記憶しています。

●アスパラギン
●アルギニン
●チロシン
などのアミノ酸や貧血の改善に効果があると言われている鉄分やビタミン類なども含まれています。

ビタミンCは鉄分の吸収を促進するから血液を増やすのに有効よ。

興味ある方は、下のリンクを覗いてみて下さい。
玉ネギ(タマネギ)

エジプトやヨーロッパで紀元前から栽培されていたという玉ネギ。
腸の健康を促進する食べ物として玉ねぎを外すことはできません。
当サイトの別記事でも、玉ネギから作る「酢タマネギ」についての詳しいお話をしています。
★関連記事:夢の万能薬は身近に存在!玉ねぎと酢とはちみつで作る酢玉ねぎが便秘を改善!

甘いと評判の春玉ネギには、辛味成分が少ないためだと言われています。
玉ネギには、
●抗菌作用
●疲労回復
●滋養強壮効果
があります。

玉ネギの成分ケルセチンには、ビタミンCの作用を助けて血液をサラサラにして結果、脳血栓や心筋梗塞を予防したりする作用があるのよ。
また、大魔王が言ってた硫化アリルには、血行を促進して体を温める作用があるから、美容女子は毎日でも食べたいわね!
大蒜(ニンニク)

ニンニクは、ヒガンバナ科ネギ属の多年草であり、球根(鱗茎)を香辛料などの食用として用います。
スタミナ食の代表として、多くの老若男女から愛される食材もなかなか無いのではないでしょうか。
ニンニクは、古代エジプトに於いて、ピラミッドを建設に貢献した人々も常食していました。
寒さや暑さに強く、栽培が簡単で保存にも適しています。

体を温めることによって、
●血行促進
●肩こりや腰痛の改善
にも大きな効果が期待できます。

最近は臭いがほとんど無い「無臭ニンニク」も出ているわね。
こういうパワー食材は、美容の為にもぜひ食べておいたほうがいいわよ(笑)
かぼちゃ

かぼちゃの原産地は中南米です。
日本に渡ってきたのは、1541年に九州の大分に漂着したポルトガル船が、カンボジア産の野菜を大友宗麟に贈ったのが最初と言われています。
日本では、風邪などの病気から体を守りたいとの願いから冬至にかぼちゃを食べる習慣があります。
かぼちゃには、βカロテンをはじめ、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEなどが豊富に含まれています。

かぼちゃに含まれるビタミンEには、血行を促進して、女性ホルモンを分泌し、美肌や老化防止に効果があると言われているわ!
また食物繊維も豊富なので、美容食には好都合ね!

上手く活用して栄養を十分に享受して下さい。
サツマイモ

サツマイモは、ヒルガオ科サツマイモ属の植物です。
別名に甘藷(かんしょ)、唐芋(からいも、とういも)、琉球薯(りゅうきゅういも)、などがあります。
もともとの原産地は中央アメリカであり、日本には琉球に伝来しました。
サツマイモの主成分はデンプンのほか、カルシウム、リン、ビタミンB₁、ビタミンB₂、ビタミンCであり、黄色が濃く鮮やかであるほど、βカロテンが豊富だと言われています。


カロリーはお米や小麦の1/3しかないのよ!嬉しいわね!
タケノコ

日本でのタケノコは、旬である春先のほんの短い期間しか食べることができない貴重な食材です。
まだ地面に出ていない芽を掘り起こして、収穫しますが、苦労して収穫したタケノコを料理して食べるのは格別のものがあります。
タケノコに含まれる食物繊維である”セルロース”はゴボウの次に豊富であり、腸内環境の改善には大変有効です。

●ビタミンB₁
●ビタミンB₂
●カリウム
●グルタミン酸
●チロシン
●アスパラギン酸
があります。
上記の栄養素は塩分排出や高血圧の予防に役立っています。

私は、ワカメと一緒の煮物が大好きよ!
ジャガイモ

ジャガイモほど使用用途の広い食材はそう無いのではないでしょうか。
ジャガイモはナス科の植物で、もともとの原産は南アメリカのアンデス山脈の高地であるペルーです。
日本に渡ってきたのは、江戸時代の末期にオランダやポルトガル船が持ち込んだとされています。

ジャガイモは、主成分のデンプンの他、ビタミンCが大変豊富で、鉄分の吸収を助け、血流を促進するため、
●冷え性改善
●貧血予防
●美肌
などの効果があるとされています。

もし興味があるなら見てみて!
毎日でもジャガイモが食べたくなるわよ(笑)
★外部サイト:Wikipedia ジャガイモ
ニラ

ニラは、ネギ属に属する多年草です。
ニラは古来より体を温める作用のある食物としてしられています。
体を温める作用の有効成分はやはり、ニンニクや玉ネギ、長ネギにも含まれているアリシン。
ニラに含まれるアリシンは腸を温めるのに有効に働きます。

腹痛
夜尿症
貧血
などの不具合をもたらします。
アリシンの体を温める力が冷えを予防し、さまざまな不具合を改善するのです。

アリシンが増加して、ニラの薬効を大幅にアップさせるのよ!
ネギ

ネギは、日本書紀や万葉集にも文献が存在するほど古くから食べられています。
ネギのもともとの原産地は、中央アジアのパミール高原と言われており、日本に伝来したのは中国、韓国経由で10世紀以前だ言われています。
日本では古くから、蕎麦、うどん、味噌汁、冷奴などの薬味として用いられるほか、水炊きや寄せ鍋などの鍋料理にも欠かせない食材として重宝されてきました。
ネギは日本狭しと言えど、東日本では成長とともに陽をあてないように土を被せて作った風味の強い根深ネギ(長ネギ、白ネギ)を指し、西日本では「ワケギ」や「九条ネギ」といった品種別の固有名で呼ぶ習慣があったりします。

他にも、血行を促進して、
●疲労回復
●不眠症
●食欲不振
●記憶力増強
●リウマチや老化防止作用
もあると言われているんですよ。
ボクは昔、ネギ大嫌いだったのですが、大人になってから頑張って食べているうちに大好きになりましたよ(笑)

私もツンとする香りが苦手だったけど、この香り成分は”アリシン”と呼ばれていて、
●抗酸化作用
●血行促進
●冷えを改善
する作用があるのよ。
美容女子には積極的に食べてほしいわね。
山芋(ヤマイモ)

山芋は、”ヤマノイモ”とも呼ばれるヤマノイモ科ヤマノイモ族のつる性多年草です。
北海道南西部から、本州、四国、九州でアジアでは台湾および朝鮮半島、中国に分布します。
当サイトの別記事でも、山芋の詳しいお話を掲載しております。
興味ある方はそちらをご覧下さい。
★関連記事:便秘の方に知って欲しい!山いもは便通を良くして便秘を改善するヌルねば食材

昔は今は無きファミレスのすかいらーくで良く食べた記憶があります(笑)

オクラと同じくネバネバ食材は、美容・ダイエットに欠かすことが出来ないスーパーフードね!
山芋の栄養表記に関する注意!
ムチンは本来、動物の上皮細胞などから分泌される粘液の主成分として考えられてきた主成分であり、日本国外の文献では、山芋やオクラなどの植物本来のものは必ずしもムチンとは呼ばれていません。
情報発信する方は特にそうですが、誤った表記で検索ユーザーを誤解させるような表記には注意しましょう!
まとめ

今回は珍しく乳酸菌ちゃんと息がピッタリだったように思うのですが(笑)

今回のような美容に関係の大きい話になるとつい、熱が入るのよね。
こういう面白い企画をもっと考えてくれないかしら。

これからも、特に女性から喜んでもらえるような情報を発信していけるように努力します。
また、今回は(野菜編)でしたが、次回は(果物編)をお届けします。
あとがき
今回も最後には、乳酸菌ちゃんの返り討ちに遭ってしまったのですが、いかがでしたでしょうか?
一つの記事を書くにもなかなか慣れずに苦労していますが、常に考えていることは
検索ユーザーさんにとって有益な情報を発信すること
です。
ですので、気持ちはいつも新鮮です。
今後ともよろしくお願い致します。
特に女性は冷え性の人が多いから、体を温めるものを多めに摂るのが大事なのね。