どうも!管理人の免疫大魔王です。
もうもうと熱気が地面から立ち昇り、滝のような汗がドバっと出て止まらない猛暑の夏。
吐く息が白く、手先や足の指先から凍え、痛みさえ覚える極寒の冬。
かといえば、なかなかスッキリせずに、心身共にモヤモヤした感じの季節の変わり目。
体調を崩しやすい方も多いのではないでしょうか。
年齢を重ねると、どうしても若かりし頃のようないつも元気で体調万全なんてわけにはなかなかいかないもの。
美容面も同じで、
「肌に若い頃のようなハリ、ツヤが無くなった」
「若さは永遠だと思い込んでいた!」
なんて思い悩む女性も少なくありません。
実は、それらの症状って”冷え”からきていることが多いのです。
特に、腸の冷えは体に様々な不具合を生じさせます。便秘や肌荒れ、アレルギーなど、ほとんどの場合は腸の不具合からくる症状だと言っても過言ではないでしょう。
でも、普段の食生活に腸を温め、体を温める作用のある食材を取り入れることで、年齢に関係なく元気ではつらつとした毎日を手に入れることは十分可能なのです。
今回は特に、果物や海藻類には、腸を温め、体を温め、美容や健康に有意に作用すると言われる食材の効果・効能についてお話します。
Contents
知って得する!腸を温め、免疫力を高める果物、海藻類の健康効果が高い!
※写真はイメージです。
ボクも若い時は、全くと言ってもいいほど健康のことなど気にせずに好きな時に食べたいものを食べ、お酒やタバコはもちろんのこと、週末には翌朝まで遊び歩くと言ったことを繰り返しておりました。


人は、自分が身につまされないと学習しないものなのね。

でも、健康面で自己管理をしっかりしておけばよかったと後悔しているからこそ、当サイトを訪れて戴ける方々に、リアルな状況や意義を伝えることが出来ると思っています。
実は、当サイトの別記事では、同じテーマで「野菜編」をすでに公開しています。
もし、ご興味がありましたら、「野菜編」もご覧になってみて下さい。
★関連記事:腸を温めて健康になろう!免疫力を高める食物(野菜編)を摂って元気に過ごそう!
当記事では、腸を温め、体を温める作用の高い果物や海藻類の健康効果についてお話しています。
腸を温めて免疫力を上げる作用のある果物
腸を温め、体を温める作用のある果物は、おもに寒い地域や寒い季節が旬の果物がほとんどです。
自然の摂理は実にうまくできていて、今住んでいる地域の食物や旬の食物を食べることは、健康で生きるための理にかなっているのです。
当項目では、腸を温め、体を温めてくれる果物をご紹介します。
リンゴ

リンゴのもともとの原産地は、ロシア 北カフカース連邦管区にあたる北コーカサス地方だとされています。
世界中で栽培されている品種は7500以上もあり、そのなかで日本の農林水産省に登録されている品種は、177種です。
なかでも、世界一生産量が多いとされる「ふじ」は1962年に青森県藤崎町で誕生しました。
「ふじ」は日本でもっとも一般的に栽培される品種であり、日本国外にも輸出されています。

「リンゴ1個で医者いらず」
「リンゴが赤くなると医者が青くなる」
と言われるぐらい、リンゴは健康を維持したり高めるための食材なのです。

リンゴの食物繊維の”ペクチン”を腸内細菌が喜ぶのよね。

リンゴの健康効果はたくさんあって、
●疲労回復
●下痢
●便秘
●高血圧
●動脈硬化
●頭痛
●口臭防止
●二日酔い
●美肌
と究極の健康食であると言われており、ボクも小さい頃からリンゴを食べてきました。
リンゴのおすすめの食べ方
出来れば、よく洗ったうえで皮ごと食べるのが良いでしょう。
サクランボ

サクランボのもともとの原産地はカスピ海沿岸です。
今現在、日本で食べられているサクランボは、明治のはじめにアメリカから輸入されました。
日本での栽培・収穫は山形県がもっとも多く、次いで青森県、山梨県となっています。

鉄分は女性に多い悩みの貧血を改善してくれたり、疲労回復にも効果があるのよ。

サクランボの中でも色の濃い品種である「アメリカンチェリー」は、アントシアニンを多く含み、抗酸化作用がとても強く、美容の強い味方なんですよ!
イチゴ

イチゴのもともとの原産地はチリ。
日本に渡ってきたのは、江戸時代でオランダ人から伝わったのです。
日本でも、改良や交配によって実に多くの品種が栽培・出荷されており、産地は日本全国に及びます。
その様子はまるで、「我こそがイチゴの本場だ!」と競っているように見えます。でも、良いものを作るのに競い合うのは良いことかと思います。

ビタミンCは女性の美容には欠かせない栄養素なので、積極的に食べたいわね。

アントシアニンは、肝機能の低下や視力の低下を防ぐ働きがあるんです!
ちょっとこの場をお借りしてボクの地元のいちご園のご紹介をしておきます。
鎌倉市にある「鎌倉観光いちご園」では、毎年12月中旬もしくは1月中旬にいちご狩りを行っております。
鎌倉産のおいしいイチゴをぜひご堪能下さい。
ブドウ

ブドウの原産地は、カスピ海沿岸やコーカサス地方です。
日本でのブドウの栽培は、古くから栽培されている”甲州種”で、中国から輸入された東アジア系ヨーロッパブドウが自生化したものが山梨県甲州市で始められたと言われています。

病中や病後の体力回復に良いとされています。

特に貧血気味の人は積極的に食べたいわね。
ブドウは生で食べるのもいいですが、ブドウを干したレーズンは体を温めるエネルギーが強まるんです。毎日5~6粒食べると良いですよ。
プルーン

プルーンは、スモモの近縁種のセイヨウスモモなどの総称を指します。
日本でも長野県や青森県、北海道などで栽培されています。
しかしボクは生のものはお目にかかったことがなく、ドライフルーツやペースト状のシロップでの流通がほとんどのようです。
現在、プルーンの生産は約70%がカリフォルニア州で栽培されています。

腸内環境が良くなると美肌にグッと近づくわね!

ボクの家にはなぜか”ミキプルーン”が常備してあります(笑)
ヨーグルトにかけて食べると美味しいですよ。
※ソルビトールとは
ソルビトール (sorbitol) はグルコースを還元し、アルデヒド基をヒドロキシ基に変換して得られる糖アルコールの一種。ソルビット (sorbit) またはグルシトール (glucitol) ともいう。甘味があり、食品添加物などに用いられる。
バラ科ナナカマド属 (Sorbus) の植物から発見された糖アルコールのため、ソルビトールと命名された。
出典:Wikipedia
腸を温めて免疫力を上げる作用のある海藻類
海藻類は、独特のヌルヌル、ネバネバした成分が腸の健康には良いとされています。
腸を元気にして、免疫力を高める食材として海藻類を欠かすことは出来ません。母なる海、天然のミネラルを生み出す海で育った海藻類は私たちに有意義な生命力を届けてくれます。
当項目では、腸を温め、体を温める作用のある海藻類を少しだけご紹介します。
ノリ

一口にノリと言っても、いろいろな種類があり、アマノリ、アオノリ、イワノリ、エゴノリ、オゴノリとあります。(あいうえお順で言ってみました)
一般的に焼き海苔や味付け海苔などの製品で売られているものは、アマノリが原料です。

ビタミンB₁₂は、悪性の貧血に有効なビタミンとして知られているのです。

タンパク質が意外と多く、卵や大豆よりも高い割合で含まれているのよ。
また、独特のうまみは豊富なアミノ酸のおかげなのよ。
ノリは海の豊富なミネラル食品です。
是非、積極的に食べて元気でいましょうね!
ワカメ

ワカメは、味噌汁や酢の物の具材として私たちの食生活には欠かせない食品として馴染みが深いかと思います。
韓国では妊娠が判ると、毎日ワカメスープを飲む習慣があるようです。
ですので、ワカメの健康効果は今更言うまでもないかもしれませんが、体内の代謝を活性化させて体を温める作用が強く、食べておくと安心な食材なのです。

フコイダンは、体内の粘膜を保護し、炎症を抑え、潰瘍を修復する働きがあるのです。

美容女子は特に、味噌汁やワカメスープなどでできれば毎日食べたいわね。
メカブ

ワカメの胞子葉であるメカブは、近年、その豊富な栄養素から、ワカメよりも注目されている海藻類です。
言ってみれば、ワカメが成長するための栄養を凝縮したものであり、健康効果の高さから、当サイトの別記事に於いてもご紹介しています。
もし、ご興味があり、詳しい情報を知りたいのであれば、下のリンクから覗いてみて下さい。
★関連記事:ヌルねば食材の健康効果|便秘を改善して免疫力を高めるめかぶの効果・効能

フコイダンにはアトポーシスや免疫力強化作用などの抗ガン作用があると言われているのです。

メカブの栄養素の吸収率がアップするそうよ!
昆布(コンブ)

日本で食べられている昆布には、実に多くの種類があり、種類によって調理法や食べ方にも違いがあり、面白い食材と言えます。
昆布も、含まれる栄養素や健康効果の高さから、当サイトの別記事にてご紹介しております。
もし、ご興味がありましたら、下のリンクより覗いてみて下さい。
★関連記事:昆布の種類や使い方を知って腸を元気に!

ミネラルの消化率はなんと!80%もあり、他の食品に比べても大変高いのです。

水溶性食物繊維は便秘の改善には効果的だし、腸内の余分な栄養素やコレステロールを包み込んで体外に排出する役目もあるのよ。
料理の材料だけでなく、酢昆布のようなおやつに人気の昆布など、種類が豊富です。
スーパーでなく、乾物屋さんや海藻類の専門店に行けば、質の良いものを手に入れることができますよ。
まとめ


特に果物は食べて美味しいから毎日摂りたいわね。

あとがき
果物や海藻類も普段の食生活には馴染みが深いものですが、意識しないとなかなか摂れなかったりするのです。
特に独身の方は、外食が多くなりがちかと思いますが、そのようなものを食べさせてくれる定食屋さんを発掘したり、自炊したりして工夫することが大切です。
手間がかかって大変ですが、その分は健康効果として却ってくるのです。
でも、人間は勝手で都合の良いもので、いざ自分自身が問題に直面しないと気付かないことが多いのです。