どうも!管理人の免疫大魔王です。
つい最近のこと、ボクは美味しい手作りのぬか漬けが食べたいと思い、家庭でも気軽に出来るぬか床のスターターキットを入手し、手作りのぬか漬けを始めました。
手作りのぬか漬けは大変美味しく、今ではキュウリやナスだけにとどまらず、セロリーやかぶ(蕪)などいろいろな野菜を漬けこんで楽しんでいます。
ただ、ぬか床というのは、使っているうちにだんだん水っぽくなってくるので、タイミングを見ながら「足しぬか」をやらないといけません。
足しぬかと漬けるのを繰り返しながらぬか床がだんだんと熟成して旨味が増していくのです。
今回は初めてとはいえ、なかなかうまくできたので、ボクが実践した足しぬかのやり方とコツについてお話していきます。
Contents
良いぬか床を作って美味しいぬか漬けを食べよう!

ぬか床を手作りするのはハードルが高いのか?
ご家庭でぬか床を作って、手作りのぬか漬けを食べることは一見大変なことのように感じる方が多いようです。
ボクも最近までは、
「ぬか漬けなんて面倒だし、手間がかかってしょうがない!」
とぬか漬けを作ることは大変なことだと思い込んでいました。
勿論、ぬか床を作るのは手間が掛かるものです。
ぬか漬け用の容器にぬかを入れ、野菜くずなどで漬け捨てをしていきながら、ぬか床を熟成させていくというのはある程度の手間と時間がかかるものです。
ただ、最近の菌活・腸活ブームもあり、ある程度熟成されたぬか床が販売されているのです。いわゆる
「スターターキット」というものですね。
ボクの場合も、ぬか床のスターターキットのようなものを使い、手作りのぬか漬けをスタートさせました。
下のリンク先には、スターターキットを使い、手作りぬか漬けライフをスタートさせたお話をしています。
★関連記事:自家製ぬか漬けで今日から出来る美味しい菌活・腸活
ボクが選んだぬか床のスターターキットは、大変良くできており、美味しいぬか漬けを食べることができていて満足しています。
ただ、ぬか漬けは、ただ単に漬物を漬けるだけでなく、漬けながらぬか床の手入れをしないといけないのです。
「足しぬか」は美味しいぬか床を維持していくためには、必須の作業です。
なぜ、足しぬかが必要なのか?
ぬか漬けを漬けていますと、ぬか床は野菜から出た水分のせいでだんだん水っぽくなっていきます。
水分が増えていくと、ぬか床のぬかや塩分の濃度が薄くなっていきますので、「足しぬか」を時々することによって、ぬか床をケアしていかないといけないのです。
野菜から出た水分でゆるくなったぬか床



そのために、足しぬかが必要なんですよ。
最初のほうは、ぬか床の水分をキッチンペーパーで吸い取れば良いと説明には書いてありました。
ただ、野菜の水分は旨味の元になるので、なるべく吸い取りたくなかったんですよね。
ボクは水分を吸い取らずに、ぬかを足す「足しぬか」をすることにしたんです。
ボクが実践した「足しぬか」のやり方やコツ
手作りのぬか漬けが食べたいと思い、ぬか漬けスターターキットによる手作りぬか漬けライフをスタートさせて約1か月。
美味しいぬか漬けを食べていましたが、だんだんとぬか床がゆるくなってきたので、足しぬかをすることにしました。

多少の手間は必要です。

昔の人々は手間暇かけてきたのよね。
①今回使用した”ぬか”

今回使用したぬかは、楽天市場で¥360(税込み)で入手しました。
本当は近所のお米屋さんで買いたかったんですが、時間が無かった…。
でも、今やぬかは買う時代ですよ。昔はタダでもらえていたんですがね。
昔はタダで貰えていた精米屋さんでも、だいたい1㌔あたり300円ぐらいで売られているようです。
②塩

出来れば、天然のにがりの入った塩を使用して下さい。
JTの塩のようなモロに塩化ナトリウムの塩は避けたほうがいいかもしれません。
天然のものを作る訳ですから、材料はなるべく天然のものを使用しましょう。
③ぬかをキッチンスケールで計りながらボールに入れる

アイリスオーヤマのデジタルキッチンスケールです。
今回はぬかを100g使用しました。
④ぬかに塩を入れて混ぜる

キッチンスケールのメモリをゼロに戻し、塩を重さを計りながら入れていきます。
今回はぬか100gに対して、塩が5gですので塩分濃度5%の超ヘルシー仕様です。(高血圧になるのが心配で正直ビビッてます(笑))
⑤ぬかと塩を混ぜたものをぬか床に足していく

足しぬかをすると、ちょうど良い硬さのぬか床になりました。

ぬか床の発酵を進めるために、常温で3日間何も漬けずに置きます。


ボクはなんと!今まで治らなかった手湿疹が治ってきたんです!
本当に嬉しい誤算でした!

ぬか床を触って、手がきれいになるのは、米ぬかに含まれる”米油”の効果だと言われています。
美味しいぬか漬けを食べて、手もきれいになるなんてまさに一石二鳥ですね!

●面倒臭がらずにキッチンスケールできちんとぬかや塩の量を計る
●3日間常温管理
●毎日混ぜる
の3つです。
難しくはないでしょ(笑)
秋口や冬の涼しいときや寒いときはよいのですが、室温が30℃を超える夏場の熱いときは、ぬか床の乳酸菌発酵が必要以上に進みます。
涼しいところに置くか、冷蔵庫での保管をするようにしましょう。

冷蔵庫保管なら、毎日混ぜる必要はなく、5日に1回混ぜるだけでいいのよ。
ぬか床は、思ったよりは手間がかかりませんが、温度管理はしっかり行いましょう。
足しぬかビフォー・アフター
足しぬかをしてから、3日ほど常温管理をするとぬか床の発酵が進み、ちょうど良い塩梅になります。
ちょうど良い塩梅になったら、ぬか漬けづくりを再開しましょう。
何回か足しぬかを行うと、ぬか床が熟成してきますので、付属の薬味を使ってみるのも良いでしょう。

付属の薬味


私も買ってぬか漬けを漬けてるけど、そろそろ薬味を使ってみるわ。
ぬか床づくりには失敗も必要!
ぬか床づくりは最初からうまくいくわけではありません。
ボクの場合はスターターキットからのスタートだったので、最初からつまづくことは無かったのですが、何回も繰り返しぬか漬けを漬けていると、ぬか床が緩くなり水気が多くなってきます。
水気が多くなってきたなと思ったら、足しぬかをするタイミングなのですが、最初は塩加減や分量などはうまくできませんでした。
でも、繰り返し足しぬかをやっているうちに、だんだんとコツがつかめてくるのです。

足しぬかのやり方は、いろんなサイトが出ていてやり方を紹介していますが、やっぱり自分で実際にやってみないとコツなどつかめません。
まさに、「経験は知識の適切な果実」なのです。

私もいろんなサイトを見ても、親切にぬかや塩の分量など書いてくれていているんだけど、その通りにやってもなかなかうまくいかなかったわ。
経験を積むことで、だんだんと上手になっていって美味しいぬか漬けが作れるようになるのよね。

まとめ

ボクは、足しぬかは今回が初めてだったのですが、意外と簡単に出来ました。
ただ、足しぬかの最中は、ぬか漬けが食べられなかったので足しぬかが終わってホッとしました。

みんなもぜひ、自分だけの「Myぬか床」を育ててみてね!

ボクも頑張ってもっと美味しいぬか床を作るゾ!
あとがき
今回の足しぬかに使用したぬかは、楽天市場で360円(税込み)のぬかだったのですが、お米屋さんが精米する際に出たぬかがそのまま直送されてきました。
安心して使うことができますので、ぜひ使ってみて下さい。