どうも!管理人の免疫大魔王です。
世の中の健康ブームにより、健康効果やダイエット効果の高いとされる食品が次々と出てきています。
登場してから久しい「希少糖」も”夢の甘味料”と呼ばれ、いろいろな商品に使用されています。
砂糖にほぼ近い甘さを得ることのできる甘味料でありながら、カロリーはほぼゼロと言われる希少糖は「食後の血糖値の上昇を穏やかにする」とか、 「内臓脂肪の蓄積を抑える」といった研究効果が報告されており、話題になっています。
甘いものが好きな方や、ダイエットをしている方にとってはまさに「夢の甘味料」と言えるのでしょうが、本当にそんなに都合の良いものなのかどうか調べてみることにしました。
希少糖の種類と健康効果

希少糖とは何なのか?
世の中が健康ブーム、ダイエットブームになって久しいですが、そういった健康効果やダイエット効果が期待できるものが次々と出ています。
希少糖も健康に付与するもののひとつですが、希少糖と呼ばれるものはじつはたくさんあるんです。
●D‐グルコース(ぶどう糖)
●L-アラビノース
●D-キシロース
●D‐フラクトース(果糖)
●D-ガラクトース
●D-マンノース
●D-リポース
●D-アロース
●D-プシコース
●キシリトール
●エリスリトール
「希少糖」とは、自然界での存在量が少ない単糖(糖の最小単位)や糖アルコールのことを指し、50種類以上あります。
自然界の単糖はその多くがぶどう糖(グルコース)であり、ほかに果糖(フラクトース)などが多く存在しています。
これらはエネルギー源として利用されたために生物の進化とともに大量に存在してきました。一方で、微量ながらも「プシコース(アルロース)」「アロース」といった様々な単糖もあり、これらが代表的な「希少糖」です。
自然界に少ないことは、生物の進化の過程であまり必要とされてこなかったと理解されており、その存在の理由が謎でした。
しかし、昨今これら「希少糖」には、現代人にとって役立つ様々な生理機能があることが解明されてきています。


どういう違いがあるのかしら?
上記に挙げた代表的な希少糖の違いを説明するのは実際に研究を行っている学者レベルでないと難しく、説明を聞いていてもとても難解でなんのことが分かりにくいのです。
ただ、希少糖は、「自然界にわずかしかない糖の総称」とされており、日本では1990年代当時に香川大学の教授であった何森(いずもり)健氏が発見した酵素の働きによって、大量生産が可能になりました。
希少糖の健康効果
「夢の甘味料」と呼ばれる希少糖は、さまざまな健康効果が期待できるため、いろいろな関連商品として出回っています。
食後の血糖値の上昇を抑える効果
私たちが食事をした直後は、食べるものにもよりますがたいてい血糖値が上昇する傾向にあります。
希少糖には、食後の血糖値の上昇を抑える働きがあることがわかっています。


希少糖の一種であるD-プシコースは砂糖の約70%の甘味を持っています。甘さは砂糖とほぼ同等のものを持ちながらなんと!カロリーがゼロなんです!
カロリーがゼロと言うことは、血糖値の上昇を抑えることができますよね。
しかも、希少糖は天然のデンプンからつくられているため、食品添加物や人工甘味料にも属しません。
まさに、「夢の甘味料」と言えるのではないでしょうか。
内臓脂肪の蓄積を抑える効果
食後の血糖値の上昇を抑えるだけでなく、希少糖には内臓脂肪の蓄積を抑える効果があることもわかっています。
内臓脂肪は皮下脂肪と同様、加齢とともに付きやすくなります。
加齢とともに内臓脂肪がつきやすくなる理由は、どうしても年齢を重ねるごとに「基礎代謝量」が減少するからなのです。

しかし、さすがに35歳を過ぎた頃から、運動無しで脂肪を減らすことができなくなってきました(泣)


だからといって、希少糖さえ摂っていれば良いというわけではないと思いますよ。
基礎代謝とは!?
私たち人間が生きていくためには、心臓やその他の臓器を動かして呼吸したりすることが必要です。
生きていくことを維持するためのエネルギーのことを基礎代謝と呼び、寝ているときでも消費されるエネルギーのことです。
基礎代謝量は、
●仕事や家事や運動などを行うことによって消費される「生活活動代謝量」が約20%
●食事を摂ることで、体内に吸収された栄養素が分解され、一部が体熱によって消費されることによる「DIT(食事誘発性熱産生)」が約10%
に対し、基礎代謝量は約70%を占めるのです。


あとは加齢とともに減少していくのよ。
だから、食べ物に気を使ったり運動が必要なのよ。
日本人の基礎代謝基準値
男性 | 女性 |
年齢 | 基礎代謝 基準値 (kcal/kg/日) | 基準体重 (kg) | 基準代謝量 (kcal/kg/日) | 基礎代謝 基準値 (kcal/kg/日) | 基礎体重 (kg) | 基礎代謝量 (kcal/日) |
1~2歳 | 61.0 | 11.9 | 730 | 59.7 | 11.0 | 660 |
3~5歳 | 54.8 | 16.7 | 920 | 52.2 | 16.0 | 840 |
6~7歳 | 44.3 | 23.0 | 1020 | 41.9 | 21.6 | 910 |
8~9歳 | 40.8 | 28.0 | 1140 | 38.3 | 27.2 | 1040 |
10~11歳 | 37.4 | 35.5 | 1330 | 34.8 | 35.7 | 1240 |
12~14歳 | 31.0 | 50.0 | 1550 | 29.6 | 45.6 | 1350 |
15~17歳 | 27.0 | 58.3 | 1570 | 25.3 | 50.0 | 1270 |
18~29歳 | 24.0 | 63.5 | 1520 | 23.6 | 50.0 | 1180 |
30~49歳 | 22.3 | 68.0 | 1520 | 21.7 | 52.7 | 1140 |
50~69歳 | 21.5 | 64.0 | 1380 | 20.7 | 53.2 | 1100 |
70歳以上 | 21.5 | 57.2 | 1230 | 20.7 | 49.7 | 1030 |

男女の体の成長の違いからちょっとした年齢差が生じているのです。

希少糖はそれを補ってくれるのだから頼もしいわね!
ダイエット効果も期待できるしね。

希少糖をうまく利用して、太らないようにするのも大切ですね。
アンチエイジング効果
忘れてはいけない希少糖の健康効果として、アンチエイジング効果があることが話題になっています。
通常のお菓子や料理に多く使用されているとされる白砂糖は、歯や骨を溶かしたり、摂ることで老化を招いたりすると言われています。
希少糖は砂糖の約70%もの甘味を持ちながら、カロリーはゼロ!


しかも内臓脂肪を減らし、アンチエイジング効果が期待できるなんて夢のようだわ!
そうですね!
そんなまさに、夢のような健康効果が期待できる希少糖ですが、さまざまな関連商品で摂ることができます。
今現在、希少糖を使った関連商品はどんなものがあるか、次の項目でちょっとご紹介しましょう。
希少糖(レアシュガー)を使った市販製品

出典:freepic
こんなにある!希少糖(レアシュガー)の関連市販製品を食べよう!
「夢の甘味料」と呼ばれ、食べて健康効果を得ることができる人気の希少糖を使用した関連市販製品がたくさん発売されています。
当項目では、今、世の中に出回っており、通販でも簡単に入手できる希少糖の関連製品を少しだけご紹介してみます。
「夢の糖」希少糖(D-プシコース)レアシュガースウィート500g×3本セット
希少糖の大量生産に成功した香川大学の近くに本社を置く、「株式会社レアスゥイート」が販売する希少糖の製品、レアシュガースゥイートの3本セットです。
シロップ状ですので、素材になじみやすく、紅茶やコーヒー、パンやお菓子、デザートなどに簡単に使用することができる使い勝手の良いサラリとしたシロップです。


カルビー フルグラ 糖質オフ 600g×6袋
人気のカルビーフルーツグラノーラに、「フルグラ 糖質オフ」が出ました。
希少糖シロップを甘味料として使用しており、甘さ控えめのフルーツグラノーラです。


ヨーグルスタンド 希少糖の飲むヨーグルジー マンゴー&ストロベリー
コカ・コーラから発売されているヨーグルトスタンドシリーズのなかでも希少糖が使用されているのが当商品です。
なぜか、Amazonや楽天では取り扱っていないのです。理由はわかりません。
仕事や勉強の合間のちょっとお腹がすいたときにちょうどよいですね。

出典:コカ・コーラ

みんなもぜひ飲んでみてね!

小腹が空いたときにちょうど良さそうですね。
まとめ

希少糖の登場は、今まで甘いものを食べたくても我慢するしかなかった方には救世主のようなものかもしれませんね。

みなさんも、希少糖を上手に利用して、健康生活を送って下さい。
あとがき
希少糖普及協会がある香川県は、ボクのふるさとです。
日本一面積が小さい県であり、名物といえばうどんぐらいしかないのですが、希少糖の量産に成功した実績をつくってくれて本当に誇らしい気持ちです。
希少糖なら腸も喜ぶのではないでしょうか。
ボクは虫歯予防に効果があると言われるキシリトールぐらいしか知りませんでしたが(笑)