どうも!管理人の免疫大魔王です。
よく、基本に立ち還って自分自身の言動などを反省しながら初心に戻り、再度仕切り直しをすることを「原点回帰」と呼びます。
ボクのように一年中原点回帰をしていないと再スタートが出来ないのもちょっと困りものですが、原点回帰と言いますと、今回の主役のチチヤスのクラシックヨーグルトがそれにあたるように思います。
チチヤスクラシックヨーグルトは、老舗の乳製品メーカーであるチチヤスのヨーグルトラインナップのなかでも、「メイン商品」や「フラッグシップモデル」と言う言葉がピッタリのヨーグルトではないでしょうか。
見た目は普通のヨーグルトです。
ただ、一見普通のヨーグルトであるクラシックヨーグルトにもプロバイオティクス効果の高い乳酸菌ST9618株(チチヤス菌)が使用されているのです。
今回は、乳酸菌ST9618株(チチヤス菌)の効果・効能と、チチヤスヨーグルトのメイン商品である、チチヤスクラシックヨーグルトについてお話していきます。
Contents
乳酸菌ST9618株(チチヤス菌)の効果・効能

出典:チチヤス 商品情報
免疫を活性化し、風邪症候群の予防が期待できる乳酸菌
チチヤスクラシックヨーグルトに使用されている乳酸菌ST9618株(チチヤス菌)は、独特のやさしい味わいや風味を損ねることなく美味しいヨーグルトになるのに役立っています。
食べて美味しく人気が高いのはもちろんのこと、継続して食べることで、風邪の予防が期待できると言われているのです。


でも、チチヤスのクラシックヨーグルトは、4個パックのセットで170円(税込み)だったわよ。
この安さで、風邪を予防できたら安くてコスパ抜群よね!
クラシックヨーグルトに使用されている乳酸菌ST9618株が風邪症候群に対して予防効果があることは、2015年7月11日(土)から千葉県市川市の和洋女子大学で開催された「日本乳酸菌学会 2015年度大会」で発表されています。
発表された内容をちょっと引用させて戴きますと、
≪経緯≫
乳酸菌による免疫機能増強作用については、さまざまな乳酸菌種で報告されており、近年ではインフルエンザや風邪症候群の予防効果が示されております。今回は、チチヤスヨーグルトに使用されている乳酸菌の中で、免疫増強作用の高い菌株として選抜された ST9618 株について、ご高齢の方を対象として、インフルエンザや風邪症候群の予防効果について検証しました。
≪研究内容≫
チチヤスヨーグルトで使用されている主な乳酸菌の中から、培養細胞を用いた試験により免疫増強機能の高いST9618株を選抜しました。ご高齢の方を対象とした臨床試験(無作為化プラセボ対照並行群間比較試験)は、民間の研究機関のヒュービットジェノミクス株式会社のサポートにより、行いました。
対象者100名を2群に分け、一方はST9618株のみで発酵させたヨーグルト(試験食品)、もう一方は乳酸菌を含まないヨーグルト様食品(プラセボ食品)を1日1カップ、毎朝食事に5ヶ月間摂取していただきました。
評価方法は摂取期間中のインフルエンザ、風邪症候群の罹患人数の観察を行い、罹患率を算出しました。
また、被験者の日常の変化や自覚症状を、アンケートや介護士、保健師の観察により記録しました。
出典:チチヤス菌 学会


食べる側の私たちも安心して食べることができるしね。
本当に風邪の予防に効果があるかどうかは、実際に継続して食べてみないとわからないですが、価格が安いということは、続けやすいということですからいいですよね。
★関連記事:乳酸菌L.カゼイ431菌の効果・効能|チチヤスの毎朝快調ヨーグルトを食べてみた!
実はロングセラー商品のクラシックヨーグルト
チチヤスが、日本初の国産ヨーグルトを発売したのは、なんと大正6年のこと。しかも、当時はガラスの容器にアルミのはめ込み式の蓋だったというのですから、相当歴史があるヨーグルトになりますね。
当時のガラス瓶は、今ほど強いわけではなく、輸送中にガラス瓶の縁が欠けてしまうことも多々あったと、チチヤスのHPには書かれています。
そこから、長年の研究を重ね、徐々に進化していき、今現在のクラシックヨーグルトになったのです。

人々の健康を真剣に考えて努力してきたからこそ、長く愛されているんでしょうね。

使用している乳酸菌はもちろんのこと、容器に工夫をすることによって美味しく安全に食べてもらえるようになっているんですね。
チチヤス クラシックヨーグルトを食べてみた!

やさしくまろやかな美味しさ
上の写真は、パッケージが可愛く、キャラクターの”チー坊”のクリスマスバージョンが近所のスーパーに売ってあったので、買ってきました。
チチヤスのホームページにも「ふわっ とろっ食感」と書かれてあるとおりのふわとろ食感で、何だかなつかしい味がします。


普通に美味しいヨーグルトです!

ヨーグルト独特のクセも無いしね。
ボクと乳酸菌ちゃんだけでなく、ほかの人のご意見も聞いてみましょう。
チチヤス クラシックヨーグルトを食べた人の口コミ
当項目の口コミは、Amazonや@cosmeと楽天市場の口コミを載せております。

甘くて美味しい。

食べてみたかったんです。
4packいりになってます。程よい酸味があり、全体的にはマイルドで食べやすかったです。
時間のない朝食にしたり、バナナと食べたりしました。機会があればまた買いたいです。

妊娠中でも美味しく食べられるし、家族みんな大好きです。
ちなみにチチヤス クラシックヨーグルトの栄養成分は下のようになっています。
チチヤス クラシックヨーグルトの栄養成分(80gあたり)
エネルギー | 73kcal |
タンパク質 | 2.7g |
脂質 | 1.9g |
炭水化物 | 11.4g |
ー糖質 | 11.4g |
ー糖類 | 10.2g |
ー食物繊維 | 0g |
食塩相当量 | 0.09g |
カルシウム | 91mg |
出典:チチヤス 商品情報
チチヤスは日本におけるヨーグルトの普及の先駆け
日本国内において、ヨーグルトが初めて販売されたのは明治20年代のこと。
東京の阪川牛乳店による「ケフィール」という名で開発されています。
チチヤスは、大正6年に「ヨーグルト」の名で初めて販売を行ったのです。当時、チチヤスのヨーグルトは牛乳瓶のようなガラスの容器に入れられていました。
それが、どんどん進化していき、今現在の形になっています。
チチヤスのヨーグルトの容器の特徴は、古いものから最新のものまで一貫して、上が狭く作ってあるのです。
上が狭いことによって、中身が浮かずヨーグルトが分離しないように工夫がしてあります。
もう一つ言いますと、本来、ヨーグルトの本場であるブルガリアのブルガリアヨーグルトは、ヨーグルト独特の発酵臭も強く、当時の日本人にはなかなか馴染めるものではなかったのでしょう。
それを日本人でも食べやすくして世の中に広めていったチチヤスの功績は大きかったと思うのです。

まとめ

使用されている乳酸菌ST9618株の効果・効能も良いですが、何よりもチチヤスの強い商品への愛情とこだわりを感じて戴いたのではないでしょうか。


あとがき
昨今の菌活・腸活ブームの影響も強く、機能性ヨーグルトの新商品が盛んに発売され、売れているようです。
反面、チチヤスのようなロングセラー商品が愛される理由は、健康効果に必要以上に囚われすぎずにごく自然体で食べることのできるヨーグルトだとボクは思うのです。
健康効果も高いのですが…。