どうも!管理人の免疫大魔王です。
ボクはたくさんの発酵食品を家で自作していて食べています。
作るのはとても楽しいですし、上手く作れ、食べて美味しかったときの充実感はとても良いものです。
今回は、どなたでもとても簡単に作れる水キムチです。
水キムチは、簡単に作れて、とても美味しく、しかも植物性乳酸菌が豊富ですので、腸の調子を整えてくれるし、冷蔵庫で保存ができます。暑さで食欲の出にくい夏でもどんどん食べられるのです。
今回は、水キムチの作り方と、豊富に含まれる植物性乳酸菌の健康効果・効能についてお話していきます。
Contents
簡単に作れて美味しい!水キムチの作り方

水キムチはそのまま食べても良し!冷麺のスープにもなる
韓国でよく食べられている水キムチは、酸味の効いた爽やかな味わいのお漬物です。
普通のキムチと違い、水キムチは、ニンニクや唐辛子を使わず、比較的辛くないさっぱりした味わいが特徴です。韓国では冷麺のスープに加えたり前菜として食べられています。
近年の発酵食品ブームでその美味しさが話題になっていますが、ご家庭でも簡単に作ることができて、しかも美味しいという人気の発酵食品です。
しかも、そのまま食べるのもいいし、温めてスープにもでき、スープを鍋にして食べると胃腸を整えてくれる健康効果の高い、大変優れた食べ物なのです。


ご家庭で簡単に作れる!水キムチの作り方
①白菜:約1/5株
②大根:輪切りで3個ぐらい
③塩:小さじ1
④砂糖:小さじ1
⑤酢:小さじ1
⑥りんご:1/4個(スライス切りにしておく)
⑦生姜:スライス2枚
⑧米のとぎ汁:500ml
米のとぎ汁と砂糖と塩を合わせて、火にかける。
沸騰させたらダメ!沸騰寸前で火を止めて、粗熱が取れる程度に冷ます。
米のとぎ汁を取るときに、濃くて真っ白なとぎ汁を取っておくようにする。

カットした白菜と大根を塩に合わせておく。

サッと混ぜるだけよ。

スライスしたリンゴと生姜を粗熱を取った米のとぎ汁と混ぜる。

料理は見た目も大事なのよ。


下ごしらえした白菜と大根、米のとぎ汁を全て容器に入れ、蓋をする。

ボクは、最寄りの西友で買いました。

今回は米のとぎ汁を使ってますが、とぎ汁が無い場合は、もち米粉を水で溶いたものや、冷ご飯を水で煮ておかゆのように練り上げたものでも代用可能ですよ。
米のとぎ汁が、野菜に付いた乳酸菌の発酵を助ける役割をします。
発酵食品の基本中の基本ですね。
だいたい、2~4日ぐらいで酸味がでてきますので、食べごろです。
爽やかな味わい!とても美味しい!

出来上がった水キムチを早速食べてみました。
ちゃんと発酵しているかどうかちょっと不安でしたが、大丈夫でした!
とても爽やかな味わいで、しかも野菜の旨味が出ています。冷麺の汁にもなるのが納得できます。また、辛くないので、辛いのが苦手な方でもこれなら大丈夫です。


また、水キムチは野菜ではなく、乳酸菌発酵した汁が栄養の源なのです。なので、野菜だけ食べて汁を残すなんてもったいない!汁は残りの1滴まで飲み干しましょう。汁を飲むととてもスッキリしますよ。
また、夏場は特に暑さで食欲が出てこない季節です。でも、水キムチならとても口当たりがスッキリしているので、野菜がどんどん食べられますし、夏バテ防止も期待できそうですね。
発酵食品に含まれる植物性乳酸菌はおなかの調子を整えてくれる

漬物類には植物性乳酸菌がとても豊富!
当サイトを見て戴いている皆さんの多くの方が普段食べておられるであろうぬか漬けやザワークラウト、そして今回の水キムチには、野菜由来の植物性乳酸菌がとても豊富に含まれています。
植物性乳酸菌はとても強いのです。
どういうことかと言いますと、乳酸菌には実にいろんな種類のものがありますが、ボクが理解している乳酸菌には大きく分けて2種類あります。
動物性乳酸菌と植物性乳酸菌です。

ヨーグルト、牛乳、チーズなどの乳製品に多く含まれる。乳にだけ生息し、その種類は約20種類。
●植物性乳酸菌
醤油、味噌、漬物、日本酒、熟酢などに多く含まれる。種類は何種類か分からないぐらい多く存在する。
当サイトに来て戴いている方々には今更かもしれませんが、日本人は古くから植物性乳酸菌と一緒に暮らしてきました。日本だけではなく、朝鮮や中国、台湾などの東アジア諸国と植物性乳酸菌の関係は長く、田畑で獲れる野菜や、海や川、沼などで獲れる魚介類を乳酸菌をはじめ、麹やカビなどで発酵させ、保存食として暮らしてきたのです。


日本の女性の美を支えるヘルシーフードなのよ。
植物性乳酸菌は厳しい環境で生き抜いてきた強い乳酸菌
植物性乳酸菌は、動物性乳酸菌が栄養源とする乳に比べると、摂れる栄養は豊富ではありません。京都を代表する伝統的な漬物であるすぐき漬けなんかも、保存する樽の中に多くの塩分やタンニン系化合物なども多く含まれており、住み心地の良い環境ではありません。
決して栄養が豊かでなく、環境も厳しいなかで生き抜いてきた乳酸菌ならではの強さを持っているのです。

とっても強いのです。

生きたまま腸まで届いた植物性乳酸菌は、腸の中の腸内フローラを活性化し、腸を元気にします。腸が元気になると運んでこられた食べ物のより多くの栄養素を吸収でき、とても元気になります。

家庭で自分で漬けたものを食べるようになってから、おなかの調子がとても良くなって、なんか元気なんですよ!
お蔭でめったに風邪もひかず、健康に過ごせています。

植物性乳酸菌由来の発酵食品を食べるようになってから、おなかがとてもスッキリするのよ。
ボクも、家庭で食べる発酵食品を自作するようになって随分年月が経ちますが、作り始めた頃は、うまく発酵しなかったり、腐敗させてしまったり、いろいろ失敗もしたものです。
でも、失敗もしながら自分で作っているうちに、だんだんと美味しく作れるようになっていくものなのです。
でも、今回の水キムチは、発酵食品づくりが初心者の方でも簡単に作れるのではないでしょうか。
自分で作るのが面倒な方は「水キムチの素」を使ってみる
美味しいものを食べようと思えば、お金をある程度使うか、もしくは手間暇をかけるかの二者択一になるかと思います。中には、「水キムチが食べたいけど、自分でつくるのは時間が…」という方もおられるでしょう。
そういう場合は全部自作にこだわることなく水キムチの素なるものを使ってみても良いかと思います。

Amazonや楽天で買えますよ。

お仕事とかで忙しい方には、簡単に作れるアイテムがあっていいですね。

どなたでも簡単に作ることができ、そのまま食べるだけでなく、冷麺や鍋など、いろんな使用用途が豊かな水キムチを皆さんも是非作ってみてはいかがでしょうか。
あとがき
水キムチやザワークラウトのような発酵食品は手軽に作ることができて、そのまま食べるのもいいですし、いろんなお料理に使うことができます。
発酵食品をベースにしたお料理を食べていると、おなかの調子が整ってなんだかとてもスッキリするんです。
美味しいものを自分で作って食べることを是非楽しんでみて下さい。
では、作ってみましょうか。